芸能

松坂桃李が「ハロヲタ」を演じるために“あえて避けた行為”とは?

 イケメン俳優の松坂桃李がアイドルヲタになる!?21年公開予定の映画「あの頃。」(今泉力哉監督)にて松坂が、ハロー!プロジェクト好きのオタクを演じるという。同映画の原作はベーシスト兼マンガ家の劔樹人によるコミックエッセー。劔は妻の犬山紙子とともにハロヲタ(ハロプロの大ファン)として知られており、松坂は劔自身をモチーフにしたハロヲタを演じることになる。

「この報せにハロヲタ界隈では《だから松坂が代々木に来ていたのか!》という驚きの声が続出しています。松坂は原作者の劔とともに、12月5日に開催されたモーニング娘。’19の東京・代々木第一体育館公演に参戦。現場の雰囲気を直に感じることで役作りに活かしたようですね」(アイドル誌ライター)

 ただ、松坂ほどの著名俳優がモー娘。のライブを観覧していたとあれば、メンバーがツイッター等で報告していそうなもの。しかし当のメンバーは松坂が会場に来ていたこと自体、今回のニュースで知ったというのだ。その裏には徹底した役作りへの姿勢が垣間見られるという。

「松坂が演じるのはあくまでヲタであり、アイドル業界の関係者ではありません。そしてアイドル分野では、関係者がファンのように振る舞うことを《半ヲタ》と呼び、忌み嫌われるべき行為として敬遠されています。もし松坂がモー娘。のライブで楽屋挨拶に訪れていたら、それはもはやヲタの領域から踏み出してしまうことになってしまうので、厳に慎んだのでしょう。そんな松坂の自制的な行動を知ったハロヲタからは賞賛の声が飛んでいます」(前出・アイドル誌ライター)

 最近のアイドル界隈では世間のイメージとは異なり、小ぎれいな格好をしたヲタが増えている。松坂もきっと、〈こんなヲタ、いるよ!〉と思えるようなリアルな役を演じてくれそうだ。

(金田麻有)

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