呑むほど食べるほどに健康に! 女性のエスコートにも最適な菌食場
呑兵衛の聖地・野毛をホームとする者ならば、一度ならず目を留めたことがあるのではないだろうか。平戸桜木通りに面したビルの2階、窓ガラスに掲げられた胡乱(うろん)げな「菌太郎」の文字を。
飲食店には不釣り合いな「菌」の字のためか、ミステリアスな雰囲気を醸しているだけに、店内入口の扉を開けた瞬間、木の質感が引き立つモダンな様に驚かされる。
菌は菌とて、発酵食品など健康志向の菌に特化したもので、塩麹で寝かせたトマトの甘みと食感が新鮮な「発酵トマト蒸し鶏」、和山椒を漬けたオリジナル麹で和えた「寒ブリの山椒麹和え」、そして同店、冬の名物「生牡蠣のヅケ」と、ビール酵母を振りかけていただく「野菜のヨーグルト漬け」の「漬け物2点盛」など。季節の食材を使ったオリジナル活菌メニューが味わえる。元寿司職人の店主が手がけるだけに、調理法や盛り付けもまた、味わいのひとつ。「おまかせコース」でその日のおすすめを堪能すれば、菌の奥深さをより一層楽しめるだろう。
神奈川の地酒「天青」をはじめ、アルコールも豊富。ビールも日本酒も菌とは切っても切れないものだけに、菌食と合わせることで、いつもとは違う趣を感じられそうだ。
■活菌酒場 菌太郎
住所:神奈川県横浜市中区宮川町2-55-1 ルリエ宮川町206 電話:045-334-7209 営業時間:17:00~24:00 定休日:月