お笑いタレントのケンドーコバヤシが2月6日放送の「ゴゴスマ」(TBS系)に出演し、法律違反の薬物を使用したとして有罪判決を受けた女優の沢尻エリカ被告との“思い出”を語っている。
東京地裁で懲役1年6月、執行猶予3年の判決が言い渡された沢尻被告について、2005年公開の映画「パッチギ!」で共演した経験を持つケンコバは、「撮影現場ででっけぇ声で助平なことをしゃべってんじゃねぇジジイ、って叱責されたことが本当にほほ笑ましい思い出です」と振り返り、製作当時はまだ18歳だった沢尻から罵られたエピソードを「すっごいうれしかったです」と感謝している。
また、現場では役者へ厳しい怒号を浴びせることでも知られる同作の井筒和幸監督からも、沢尻は寵愛されていたと明かし、「すごいお気に入りでした。あいつは(将来)スゴくなるって」と回想していた。
「芸能界屈指の“ドM男”としても知られるケンコバは、役者デビューしてから数年しか経っていなかった当時10代の沢尻からの思わぬ“罵声エピソード”を告白し、ケンコバと同様の一部の界隈からも『ちょっと興奮してきた』『我々の業界ではご褒美です』と羨望の声が集中。また、『普通の10代の女優なら共演者やスタッフにも謙虚な態度で可愛らしい笑顔を振りまいてるだろうが、この人はやっぱり違かったのかもね』と当時から健在だった沢尻の“女王キャラ”に感心する反応もあります」(テレビ誌ライター)
井筒監督も、無名だった沢尻が同作のオーディションを受けに来た際、「いろいろ観たけど、日本映画はつまらない」「ハリウッド映画はガキっぽい」などと一蹴していたことを明かしており、あまりのインパクトの強さに5分ほどでオーディションを終えたという。
デビュー当初からすでに“エリカ様”だったことが分かり、受け身なケンコバにとっては家宝級の思い出を共有できたと言っても過言ではない?
(木村慎吾)