昨年6月に法律違反の薬物に関する取締法違反罪で有罪判決を受け、執行猶予中のピエール瀧が、2月下旬に芸能活動を再開させることがわかった。昨年3月の逮捕から11カ月ぶりの芸能界復帰となる。逮捕から1年も経たないうちの復帰とあって、世間は「この復帰は早い」と指摘する声が多い。
瀧が俳優を再開させるのは、竹中直人、山田孝之、斎藤工の3人が監督を務める映画「ゾッキ」。山田は2013年公開の映画「凶悪」で瀧と共演。竹中と斎藤も昨年公開の映画「麻雀放浪記2020」で瀧と共演しているどころか、瀧が逮捕されたことにより一時は公開ができないのではないかと危ぶまれていたほどだ。
「瀧の役者としての需要は多く、映画関係者の間では『瀧の代わりは誰にもできない』とも言われているのだとか。素顔の瀧も愛されているからこそ、これだけ早く復帰できると言えるでしょう。世間では復帰は時期尚早との声は多いですが、ネット上では『瀧ちゃんおかえり』『瀧が犯した罪には相手がいないから、早期復帰は当然だろうな』といった声もあがっています」(女性誌記者)
瀧が演じるのは漁師の定男。大橋裕之の原作漫画によれば、別の漁師に「定男がシャバに出てくるってよ」と話題にされるシーンで名前のみ登場しているというが、はたして映画ではどうなるのか。