「夕方からご自宅の前に大きな車が停まっていたので、お迎えの車かと思っていたら、まさか家宅捜索だったなんてねぇ。前に大雪が降った時、犬の散歩中に家の前でバッタリお会いしたら、突然駆け寄ってきて、うちのフレンチブルドッグに『大丈夫ですか! 寒くないんですか!』と声をかけてくれるような優しい方だったのに…」
逮捕当日の様子を目撃した近隣住民はいまだ信じられないといった顔つきで振り返る。
芸能界に激震が走ったのは、この家宅捜索から約6時間後、3月13日未明のこと。厚生省の捜査当局、通称「マトリ」が、ピエール瀧容疑者(51)の法律違反の薬物を使用したとして、緊急逮捕したのである。瀧容疑者は検査で陽性反応が出たことで、「使用したことは間違いありません」と容疑を認めたという。
その後の取調べでは、「20代から使用していた」と、長期にわたる服用を明かした瀧容疑者。その知られざる「過去の副業」をベテランのライターが明かす。
「一時期、夜の歓楽街で大人の性サービス店の突撃レポーターとして活動していたんです。みずから『ノーギャラでもいいから』とその手の情報誌の編集部に頼み込んで、毎回、女の子とイチャイチャしては、いかに気持ちいいかをレポート。時にはカメラ持参で“カラミ写真”を掲載することもありました」
近年は音楽活動の枠を超えて俳優業に本格進出。13年公開の「凶悪」(日活)で日本アカデミー賞で優秀助演男優賞に輝いた“名優”にそんな過去があったとは驚き。あるいはその頃、すでに逮捕容疑となった薬物を使っていたせいでぶっ飛んだルポができたのかどうか。
3月19日発売の「週刊アサヒ芸能」3月28日号では、そんな瀧容疑者の奇行の数々を詳細にレポートしている。