竹内涼真主演ドラマ「テセウスの船」(TBS系)の第5話が2月16日に放送され、平均視聴率は11.8%と、今作最高視聴率を更新した。
今は死刑囚となった父親(鈴木亮平)が犯したとされる事件に疑問を持った主人公・田村心(竹内)は、事件が起こる前の現場にタイムワープしてしまう。そこで、父親が犯人とされないよう画策するが、今度は、その直前で現代に戻ってしまった。
しかし、心が過去の歴史を変えてしまったため、結婚していたはずの妻・由紀(上野樹里)は他人で、週刊誌記者になっていた。また、母(榮倉奈々)と兄・慎吾はすでに心中して亡き人に。姉の鈴は、顔を整形し名前も村田藍(貫地谷しほり)として生活していた。しかも藍は、父の起こした事件の被害者・木村みきお(安藤政信)と内縁関係にあり、妊娠していた。
今話では、「父の冤罪を証言する」と、メッキ工場の元パート職員・松尾紀子(旧姓・佐々木)=芦名星=が名乗り出るが、真相を聞き出す直前で同席していた藍が倒れ、その後、松尾も死んでしまう。
二転三転の目まぐるしい展開に加え、今話までに、当初、事件の真犯人ではないかと怪しく思えた人物の死が相次いだため、視聴者同士での犯人探しがヒートアップしている。
「2月15日放送の『王様のブランチ』(TBS系)に番宣で竹内と上野が出演したんですが、上野が犯罪の重要人物の名をうっかり口にしていました。もちろん、名前は効果音で伏せられていましたが、これで犯人探しに拍車がかかったようです」(テレビ誌ライター)
いったい犯人は誰で、動機は何なのか。最終回まで目が離せない展開となりそうだ。