民放に目を向けても、女子アナの覇権争いは活発だ。まずは、日本テレビ関係者の証言から。
「日テレのアナウンス部には、水卜麻美アナ(32)を慕って郡司恭子アナ(29)、徳島えりかアナ(31)、岩本乃蒼アナ(28)らが集う『水卜会』、そして久野静香アナ(30)のもとに笹崎里菜アナ(27)、滝菜月アナ(26)、尾崎里紗アナ(27)が集う『久野会』という2大派閥があるのですが、現在、両派閥による若手ナンバーワン女子アナ争奪戦が勃発しているんですよ」
そのターゲットとは、国民的アイドルグループ「乃木坂46」元メンバーで、同局の看板番組「行列のできる法律相談所」「news zero」を担当する、入社2年目の市來玲奈アナ(24)だ。年明け早々、両会が緊迫する出来事もあったという。
「市來アナが水卜会・岩本アナと久野会・笹崎アナから、まったく同じ日に飲み会に誘われることがあったと聞きました。賢明な市來アナは、両方の誘いを断ったそうですよ」(日テレ関係者)
市來アナはどちらかの会を選ぶのか、それとも孤高を貫くのか。新戦力を巡る綱引きの結末が、大いに気になるところだ。
一方、テレビ朝日では弘中綾香アナ(29)の一強体制に揺らぎが生じてきた、という噂が広がっている。テレ朝関係者が語る。
「弘中アナの牙城を崩すとみられているのが、入社1年目で『羽鳥慎一モーニングショー』に出演する斎藤ちはるアナ(23)。気遣いのできる彼女はスタッフ受けもきわめて良好、番組でも使いやすいと好評なんです。リサーチ会社による好感度調査でも目下、弘中アナを猛追しているんですよ」
斎藤アナには相手の「敵失」も追い風となっている。
「16年12月の局内不倫騒動を経て、地上波復帰間近と噂されていたライバルの田中萌アナ(28)は、ミュージシャンとの熱愛が新たに発覚してしまい、局内では失望が広がっている。今こそ斎藤アナが一気にテレ朝のエースに駆け上がるチャンスですよ」(テレ朝関係者)
フジテレビの期待を一身に集めている新エースは、「S-PARK」でMCを務める宮司愛海アナ(28)。フジ関係者によれば、
「アイドル的人気で『フジの救世主』とまで呼ばれた久慈暁子アナ(25)がヤクルト・原樹理投手にあっさりと陥落。他にも三田友梨佳アナ(32)、椿原慶子アナ(34)、竹内友佳アナ(31)と結婚が相次ぐ中、宮司アナの最大の強みは『オトコの影』が見えないこと。実際に彼女は、役員から『お前だけは真っ白でいてくれよ』と釘を刺されていますね」
宮司アナが「東京五輪キャスター」に内定したことも、勢いに拍車をかけた。春から夏にかけて、オリンピック関連番組から中継まで「宮司一色」となることは、まず間違いない。
名実ともに「フジテレビの顔」となる彼女に、嫉妬を感じている存在も。
「スポーツアナの先輩でもある宮澤智アナ(29)です。かつて『すぽると!』を担当していた彼女が、宮司アナの存在を意識していないわけがない。両者とも表向きは親しげにふるまっているが、『宮澤が宮司を無視している』という噂が流れたこともありました」(フジ関係者)
憎まれそうなニューフェイスたちに、今後も注目だ。