女子アナ界は戦国絵巻さながらの弱肉強食の掟で成り立っている。ライバルへの嫉妬、上層部への歓心‥‥。まさに今、若手美女アナたちは勢力図を激変させるべく、あの手この手で先輩アナたちを脅かしているのだった。
入社2年目にして早くも「エース女子アナ」のポジションが見えてきたのは、テレビ朝日の斎藤ちはるアナ(23)である。
乃木坂46の元メンバーとして鳴り物入りで入社。入社初日から異例となる「羽鳥慎一モーニングショー」に抜擢されると滑出しの評判は上々。が、ここにきてさらなる仰天キャスティングの可能性が浮上している。テレ朝関係者が語る。
「『報道ステーション』抜擢の動きです。『報ステ』では、今年4月に番組内クラスターが発生したことをきっかけとして2チーム制のキャストとなったのですが、今秋の改編でメンバーの入れ替えを予定している。そこで斎藤アナに白羽の矢が立っているんです」
同関係者によると、新たな2チーム制では徳永有美(44)・富川悠太アナ・森川夕貴アナによるチームAと、森葉子アナ・小木逸平アナによるチームBに分かれる可能性が濃厚になっている。斎藤アナは後者のチームのサブキャスターとして起用される案が急浮上しているのだという。
「4月の出演見合わせ以来、局内外で『不要論』が指摘されている現MCの徳永にとって、絶大な人気を誇る斎藤アナはみずからのポジションを脅かす存在になるはず。テレ朝内部でも、斎藤アナの報ステ起用が実現すれば、徳永を凌ぐ存在感を発揮して、一躍『番組の顔』になるとみられている。コロナ終息後には斎藤アナの『報ステ単独MC』ということもありえます」(テレ朝関係者)
実は、徳永を脅かす若手は斎藤アナだけではなかった。テレ朝関係者が続ける。
「今、局内では『報ステ』でお天気コーナーを担当している下村彩里アナ(25)の評判もうなぎ登りです。原稿読みの上達ぶりが顕著ですが、局内での高評価のポイントは目ヂカラ。『不安げな徳永よりよっぽど説得力のある表情』との声が相次いでいるんです。番組内でもスピード出世が確実視されており、元準ミス・インターナショナル日本代表だけあって度胸も抜群。同期の斎藤アナとともに、今後のテレ朝を担う存在ですよ」
今年4月にTBSに入社したばかりの野村彩也子アナ(22)も「即戦力エース」としての期待が寄せられている。
TBS関係者によれば、
「入社前から『野村萬斎の長女』として話題になっていましたが、親の七光に頼らずとも大活躍が期待できる超大物新人です。まだ研修期間中ですが、場が一気に明るくなる“華”を持っていることに加えて、アナウンス技術の向上スピードもすさまじく、局内では『史上最高の逸材』と評判を呼んでいます」
今夏のデビューが予定されているという野村アナだが、同局内では過労気味の人気アナの後継者と目されているようだ。
「長らくTBSでは江藤愛アナ(34)が『ひるおび』をはじめ、連日出ずっぱり。酷使されている状態でしたが、野村アナの入社により『ようやく江藤を休ませられる』との声が上がっているんです。まずは江藤アナが進行役を務めている『CDTVライブ!ライブ!』を野村アナに任せるという具体的なプランも浮上している。さらに野村アナは読書家で半端ない知識量を持っているため、クイズ番組『東大王』の回答者としても期待が寄せられています」(TBS関係者)