アクシデントの宝庫といえば、生放送か否かに関係なく「バラエティー番組」だろう。タブー発言や思わぬ「胸ポロ」に、世界の時間が止まった!
芸能評論家の織田祐二氏が「聞き逃せなかった一瞬」を明かす。対象となったのは、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」でエリカ様の代役・帰蝶を務める注目の川口春奈(25)だ。
「14年10月7日の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で、欠席裁判状態のまま性癖を暴露されたんです」
この日は、千葉雄大と玉木宏が出演していた。ある若手女優の話になり、挨拶の際、「元気ィ?」とタマタマを握ってくるという特殊な性癖が披露された。
「最後まで女優名は明かされなかったけれど、千葉、玉木との共演経験者ということで特定されました。意外な事実が明らかになり、ある種の放送事故。役の帰蝶以上に貴重な話でした」(織田氏)
抜群のプロポーションでドラマやCMに人気の筧美和子(25)は、トーク番組での天然発言が話題になっている。18年3月26日の「おぎやはぎの『ブス』テレビ」(AbemaTV)では、男女の営みをしている時の表情について巧みな質問にさらされた。
「反応が薄いって言われます。もっと感情を表に出してほしいって…」
ボディはパーフェクトでも、どうやら“マグロ”であることを告白したようなものだ。ただ、筧美和子が相手なら、無反応でも何でもありがたいことに変わりはない。
続いて有村架純の姉・有村藍里(29)が17年5月26日に「金曜☆ロンドンハーツ ロンハー水泳大会2017」(テレビ朝日系)に出演した時のこと。
「開脚姿で股の間を水面に突き出し、地上波なのにアソコの形状が丸わかりになってしまう、という事態でした」(織田氏)
藍里はお約束のように「架純、こんなお姉ちゃんでごめんね」と繰り返すが、いよいよ絶縁の日も近い?
さらに15年3月10日、グラドルの谷澤恵里香(29)は「さまぁ~ずのご自慢列島ジマング」(フジ系)で唐突な被害にあった。三村マサカズに何の脈絡もなく「やざパイ」と呼ばれる巨胸を突然、揉みしだかれる。
「同じ事務所の先輩とはいえ、ありえないハラスメントぶりに、三村のツイッターが大炎上してしまいました。世紀の放送事故と言っていいでしょう」(織田氏)
Hカップの爆胸を誇る人気グラドルの和地つかさ(26)は、上島竜兵やバイきんぐ・小峠英二に「混浴どっきり」を仕掛ける場面に出演。16年1月2日放送の「有吉のドッキリ初笑い!芸能界煩悩CUP」(フジ系)で、検索ワードが急上昇する事件が起きた。以下、自身の激白で振り返っていただこう。
「上島さんや小峠さんと温泉ロケに行って、バスタオル一枚だけの私のバストを、誰が最もチラ見するかという仕掛けだったんです。実際はニップレスも水着のアンダーショーツも着けているんですが、スタッフの人が『彼女がインナーを忘れてきて』と、共演の方々にわざと伝えまして」
そうなると、チラ見の回数が増えるのは必至だ。
「スタッフさんから『ちょっと上下できます?』の指示があり、巻いたタオルをギリギリまで上げ下げしたり、最後には『バスタオルが濡れて重くなったので取っていいですか?』と言って、放り投げたんですよ」(和地)
視聴者にはバストトップが見えたんじゃないかとか騒がれたという。チラ見せがあまりにも巧妙だったためだが、おかげで一夜のうちにツイッターのフォロワーが1万人以上も増え、過去のDVDまでランクインしてしまった。雑誌やスポーツ紙にも「胸ポロしたあの子は誰?」と取り上げてもらったそうで、
「あの時期、引退しようかなと思っていたんですが、注目されたことで続ける決心がつきました」(和地)
なんともウィンウィンな放送事故だった──。