集英社の週刊少年漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」。興行収入が歴代第1位となった、現在公開中の「映画『鬼滅の刃』無限列車編」の「鬼滅の刃」もこのジャンプで連載された作品だ。その集英社に、コミックの全世界累計発行部数が4億7000万部を突破している「ONE PIECE」や、女優の浜辺美波主演で実写映画化、昨年12月18日に公開された「約束のネバーランド」など、数多くの人気作を生み出してきた伝説の編集者がいるのだという。
タレント・手相占い師の島田秀平が、その編集者と会食の機会に恵まれたそうで、みずからのYouTubeチャンネル〈島田秀平のお開運巡り〉で売れる漫画の秘訣を明かした。
1月19日に〈【売れる漫画の条件】集英社が語った売れる漫画と売れない漫画@島田秀平のお開運巡り〉とタイトルした投稿回がそれで、編集者いわく「読者がその漫画のキャラクターと友達になりたいと思うかどうか」なのだそうだ。
友達になりたいと思わせる秘訣として、「同情」「憧れ」「共感」「なんじゃこれ」の4つの感情があることも明かされ、「なんじゃこれ」は何かわからないが目の離せない性質だと島田は語る。
さらに、人気バスケットボール漫画「SLAM DUNK」作者の井上雄彦氏は、全ての登場人物に欠点をつけていたそうで、そこに感情移入の糸口があり、「欠点は欠けている点ではなく、欠かせない点」なのだと編集者が口にしていたと島田は結んだ。
誰もが抱えているであろう欠点の悩みだが、暗くふさぎ込まずに、明るく前向きにさせてくれる興味深い回だった。
(ユーチューブライター・所ひで)