お笑いタレントの千原せいじが2月15日放送の「あさパラ!」(読売テレビ)に出演し、女優の鈴木杏樹との不貞騒動に揺れる俳優の喜多村緑郎について言及している。
新型コロナウイルスへの感染予防対策としてインドのカレーによもやの注目が集まっているとの話題が紹介されると、同番組MCのハイヒール・リンゴは「せいじ君!カレーといえばせいじ君じゃないですか」と、昨年の不貞発覚時に結婚生活のマンネリをカレーライスとハヤシライスにたとえて説明したせいじに突然のパス。
苦笑を浮かべたせいじは「そうですね、第一人者ですね」と同調すると、「(カレーには)いろんな効果がある。でも、良い効果でも食べ過ぎは良くない」と自身の“体験談”をもとにコメント。今や不貞を自虐ネタとして巧みに扱い、さらりとかわしてみせたが、喜多村が鈴木に対して、“そのうち妻とは別れて独り身になるつもり”だとそそのかしていた点については「オレは(不貞相手に)奥さんのことは言わへん。独り身になるとか」と一蹴。せいじなりに不貞の際のポリシーがあることを示唆した。
「不貞をするにしても“セコイウソ”はつきたくないというせいじのこだわりが見えた瞬間でしたが、開き直ったかのような印象を与えたのか、ネットでは『奥さんのことを言わないから何なんだ?って話。不貞は不貞』『だから何?って感じ。“男らしいオレ”を自慢したいのかな?奥さんに救われてるだけでしょ』『この人が他人の過ちを批評する立場ではない』と不評。今回のハイヒール・リンゴもそうですが、今やあらゆる番組のMCやレギュラー陣に吉本興業のタレントが散在しているため、せいじにとっては身内からの甘口なイジりを受けられるかなり恵まれた環境といえます。それに味をしめたのか、“2度の不貞”にもあまり悪びれる様子を見せていないように映るせいじから、“不貞時のこだわり”を熱弁されても世間からの反感を集めてしまうのは致し方ないでしょう」(テレビ誌ライター)
当分は“何を言っても叩かれる”状態が続くだろうが、それも自分が撒いた種。お笑いタレントとして地上波テレビ放送に出演できているだけ、かなりラッキー?
(木村慎吾)