お笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二が2月23日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演し、プライベートでも親しい中居正広からジャニーズ事務所からの退所を事前に報告されていたと明かしている。
中居は21日に事務所からの退所と独立を会見で発表していたが、田中は私生活で中居と麻雀を楽しむほどの親密な関係性だったからか、前日に中居本人から連絡を受けたとし、「(ジャニーズを)辞めるっていうことと、3月いっぱいということ。今度会ったら(詳しく)話します、ということを伝えてくれた」とその内容についても打ち明けていた。
「中居は今回の退所に関して、事前に打ち明けたのはごく一部の人間にとどめ、“仲の良い友達にも言っていない”と説明し、その理由としては『この人には言っていたのに、この人には言ってないってなるのもアレだったんで』と角が立つことを避けるためだったと話しています。そうした細かい気遣いも中居らしい対応といえますが、生放送の情報番組で事前に受けた連絡内容をペラペラと明かしてしまった田中には『中居くんが気を遣って、誰に報告したかを言わないようにしてたのに、やはり言う人がいるんだな』『中居と近いアピールしたいのかもしれないけど、本人が気を遣ってるのになんで前日にもらったとか言うのかな』などと反発の声も。とはいえ、同じく週末に情報番組を任されるダウンタウンの松本人志や先輩の東山紀之らにも事前に連絡を入れていたことから、『生放送のワイドショーとかに出てる友人には直前に連絡した感じなのかな?』と番組内で説明されることをある程度は折り込み済みだろうと中居の意図を推察する指摘も出ています」(テレビ誌ライター)
いずれにせよ、その真意は本人にしかわからないが、あらゆる多方面に配慮を見せ続けた中居らしい振る舞いだったといえそうだ。
(木村慎吾)