お笑いコンビ・おぎやはぎが2月21日放送のラジオ番組「おぎやはぎのメガネびいき」(TBSラジオ)に出演し、俳優の東出昌大による不貞騒動に関する小木博明の軽率な発言を矢作兼が茶化す一幕があった。
小木は、19日放送の「バイキング」(フジテレビ系)にて、夫の東出の不貞騒動を初めて公の場で謝罪した女優の杏に対し、「杏さん、もうちょっと耐えてほしかった」とコメント。様々な事情によって謝罪したくてもできないであろう東出をよそに、先に杏が言葉を発したことで、より東出の心象が悪化してしまった点を同情していた。
しかし、不貞の被害者である杏が東出の都合を考慮する必要はなく、すでに3年もの裏切りに耐えてきた杏に対する「もうちょっと耐えて」との発言は当然ながらネットで炎上。これについて矢作は「今日たまたまYahooニュース見たら、小木の記事が載っててすげー炎上してたけど、全員が口を酸っぱくして言ってるはず。今、東出くんをフォローするのはタブーだって。ちょっとでも擁護すると叩かれるんだって。常識としてわかってる話でしょ」と指摘し、東出をフォローする形となってしまった小木を冷やかすと、「わかってるんです。別に擁護したいという訳ではないんです。杏ちゃん、ごめんね」と小木は終始謝罪し続けていた。
「他のコメンテーターが絶対に言わない、もしくは言えないような発言を平然としてしまうところが小木の良さでもあり、欠点でもあるわけですが、このラジオではそんな小木に対して、矢作が“東出をフォローした”点を咎めているのは、やや違和感を覚えます。『バイキング』での小木の発言が炎上した原因の大事なポイントは、『東出をフォローしたから』という単純なものではなく、なぜ杏が不貞当事者の東出のためにこれ以上忍耐を強いられなければならないのか、という視点が欠落していたように聞こえたからなんです。これを“東出をフォローしたから”などと安易に反省していては、今後も別件でよけい怒りを買ってしまうことになりかねません。ネットでも今回のラジオでのやり取りについて『矢作さんも印象良くない。東出さんをフォローしたことが問題なわけではないです』『思ってても言っちゃダメだよっていうフォローになってますよね、これ』と反感を集めています」(テレビ誌ライター)
毎度の如くワイドショーでのコメントが物議を醸してきたおぎやはぎだが、今回の件についてもあまり悪びれる様子はなく、引き続き“炎上コメンテーター”としての道を貫くことになりそうだ。
(木村慎吾)