7月19日放送の「おぎやはぎのメガネびいき」(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・おぎやはぎの2人が、いかに潔癖症が大変か熱弁をふるった。
「小木さん、こじはる(小嶋陽菜)ちゃんの作ってくれたおにぎりは、食べれませんか?」というリスナーメールに対し、小木博明は「こじはるって、けっこう手汚ねぇんだよな」と断言し、きれいにネイルを塗った自慢の爪を指して「オレはダメよ。アイツら爪なげえからダメ」とバッサリ切り捨てた。
一方、矢作兼が「友人・知人の握ったおにぎり食べられる(の票が全体の)、半分以下」とアンケート結果を紹介すると、我が意を得たりと、2人は口をそろえていかに潔癖症が大変かを力説した。
このアンケートは小学生の子どもを持つ保護者を調査したもので、「お子さんはどのおにぎりなら食べられるか?」と質問。「お母さん(家族)が握ったもの」が85.6%を獲得。それに対して、「友人・知人が握ったもの」が45.8%の低い結果になったのだ。
小木は「おにぎりは母親、妻もイヤ」と答えた。その理由は、「(ごはんが)熱いでしょ。あそこに、すごい汗が出るんだよ、手の平って。それがどうしてもイヤなんだよね」とし、「もうイヤなの、指。パニックになっちゃう」と常人には、うかがい知れない葛藤を吐露した。寿司についても同様で、「オレはお寿司屋さんに関しては脳をゴマかして行ってるよ、ギリギリ。本当に考えたら、寿司なんか食べれないもん。冷静なオレで行ったら、もう本当にパニックになっちゃう」とぶちまけた。
矢作は寿司については「生で食べるお刺身を、温かい手で持っちゃってんだから、もう傷むじゃん」と説明。「オレは潔癖症だと思ってるから、自分で。それをゴマかしてるだけだから」と発言。すると小木は「本気出したら潔癖症なんだけど、そんなこと言ったら何もできないから、脳をゴマかして大丈夫、って思って食べてるだけ。本当はすごいイヤだよ」と強調した。
「潔癖症と言われている芸能人は意外に多くて、今田耕司、カンニング竹山、田村淳、ダイヤモンドユカイ、菜々緒、坂上忍、本郷奏多、佐藤弘道、石黒英雄、はんにゃの金田、尾上松也、東国原英夫、山田親太朗、山本彩、田中みな実らがいる。回し飲みや口移し、箸の使いまわしなどとんでもない話。自分を納得させつつも何とか食べられるおぎやはぎは軽症だが、はんにゃ金田のように潔癖症を振りかざして仕事にならず第一線から消えてしまった例もある」(芸能ライター)
とはいえ、「キスは別」と開き直っていた小木。それって本物か?
(塩勢知央)