「坂道研修生」14人の正式グループ配属が2月16日、動画配信サービス「SHOWROOM」内で発表された。その結果、乃木坂46に5人、欅坂46に6人、日向坂46に3人が新メンバーとして加わることとなった。
同研究生たちは18年夏に行われた坂道合同オーディションに合格していたものの、グループ配属に至っていなかったが、約1年半、歌やダンスのレッスンを重ね、昨年には東名阪ツアーを経験。キャリアを積み、満を持してグループに加入する。
同オーディションの合格者では、18年11月に乃木坂46の4期生として11人、欅坂46の2期生として9人、けやき坂46(現・日向坂46)の3期生として1人が加入しているが、今回遅れて合流した研修生14人も同じオーディションを受けているということで同期となる。
それぞれのグループにフレッシュな風が吹き込むこととなるが、新メンバーが加入することで、その後のグループ内の変化が特に楽しみなのが、欅坂46だろう。
「欅坂では全シングル表題曲でセンターを務めた絶対的エース・平手友梨奈がグループを脱退し、織田奈那、鈴本美愉の2人がグループを卒業することが1月に発表されたばかり。欅坂にあまり詳しくない人であれば、平手のワンマンチームといった印象も強いですから、新たに誰をグループの顔に立てるのかに注目が集まっています。そんな中、今回の研修生14名の中で人気トップクラスの守屋麗奈が欅坂に配属されたことで、いきなりセンターに抜擢するサプライズ人事もあるのでは? とファンもザワついているようです」(アイドル誌ライター)
守屋の他にも幸阪茉里乃、増本綺良と逸材と呼ばれる研修生を獲得したこともあって、坂道ファンからは「欅坂の1人勝ち」「欅坂が一番補強に成功した」などといった声も上がっている。
「また、平手らの脱退とともに、メンバーの佐藤詩織が活動休止に入ることも発表されていますから、現役で活動している1期生は全13名。対して、新たに候補生も加わったことで2期生は15名となり、1期生の人数を上回っていることもあって、選抜メンバーも2期生中心にガラッと変わってくることも想定内。ただ、この変化を今まで平手を支えてきた1期生メンバーたちが受け止められるのかも気になるところです」(前出・アイドル誌ライター)
平手がセンターを務める予定であった9thシングルも発売延期が発表されて以降、新たな情報はないが、ここにも研修生が食い込んでくるのかにも注目だ。
(石田安竹)