4月14日に放送された音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に欅坂46が出演し、そのパフォーマンスで視聴者に衝撃を与えた。
この日は初週で63万枚をセールスした最新曲「不協和音」を披露。迫力満点の激しいダンスと、サビ直前にあるセンター・平手友梨奈の心の叫びのようなセリフ「僕は嫌だ」に鳥肌が立ったという声が多く上がっていた。
デビュー1周年を迎え、そのパフォーマンスにも安定感が出始めたこと、相変わらず平手の存在感がスゴかったという点はライトな視聴者も気づくことができたようだ。しかし、熱烈な欅坂ファンが感動した点は別にあったという。
「現在、欅坂の選抜メンバーは主にオープニングメンバーの21名で構成されていますが、番組出演の前日である13日に、主力メンバーの今泉佑唯が体調不良により当面の間、活動を休止するということが発表されたばかりでした。当然、この日のパフォーマンスも今泉抜きでのものになったわけですが、AKB48や乃木坂46で欠員が見られた場合はアンダーメンバーがその空いたポジションに入り、代役を務めるのが一般的でした。ところが、この日の欅坂はあえて代役のメンバーを入れずに20人でパフォーマンス。そこにファンは感動したようです」(アイドル誌ライター)
欅坂46には『けやき坂46(“ひらがなけやき”と呼ばれる)』という2期生メンバーで構成されるグループがある。
「これまでの通例なら、そこから代役を充てるのが基本的なパターンだと思いますが、運営からも欅坂とひらがなけやきは別のグループとして活動していくという解説がありましたから、元々アンダーメンバーを入れない方針だったのかもしれません」(前出・アイドル誌ライター)
オープニングの階段を下りるシーンではメンバーの齋藤冬優花が、今泉がよく困った時にするポーズを披露したり、番組放送直前に更新された欅坂の公式ツイッターではメンバーが楽曲と同じ立ち位置での集合写真を撮影し、そこでも今泉のポジションはあえて詰めずに空けて撮影されていたりなど、随所に今泉への気遣いが見られている。
キャプテンの菅井友香をはじめ、多くのメンバーがブログで今回の休業に触れているが、今泉にはとにかくしっかり休んで、いずれ元気な笑顔を見せてほしい。
(石田安竹)
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