みんな団結でエースの不在をみごとカバーした!?
欅坂46が6日から8日にかけて、デビュー2周年記念ワンマン公演「欅坂46 2nd YEAR ANNIVERSARY LIVE」を開催。同ライブではデビューから全シングルでセンターポジションを務めている平手友梨奈がスケジュールの都合で欠席することを発表されていたが、3公演とも壮絶なチケット争奪戦が行われ、超満員でライブが行われた。いずれの公演も最新シングル「ガラスを割れ!」からスタートし、シングル曲を除くと、比較的新しいナンバーを中心にセットリストを構成。そして、今回のライブで注目されたのが平手の代役で「センターポジションに誰が入るか」ということだったが、「風に吹かれても」では小林由依が、「世界には愛しかない」では守屋茜が、「二人セゾン」では小池美波と原田葵のWセンターなど、楽曲ごとにセンターを入れ替えてパフォーマンス。昨年大みそかのNHK紅白歌合戦で披露した「不協和音」では、キャプテンの菅井友香がセンターを担当。サビ前のセリフである「僕は嫌だ!」は、まるで平手が憑依したかのような絶叫を見せ、ファンをシビレさせた。
「それから、欅坂のデビュー曲『サイレントマジョリティー』では、本来は平手の隣りのポジションに立つ、鈴本美愉がセンターを担当。センターの鈴本の顔がスクリーンに映し出されると、会場からはこの日一番の声援が上がりました。同楽曲は特徴的な振り付けで人気を集めたナンバーですが、鈴本はメンバー・ファンともに認める欅坂で最もダンスがうまいメンバーということもあり、ファンが寄せる期待も大きかったですね。実際、鈴本は可愛らしい歌声ながらキレキレなダンスと、クールな表情で平手センターにも劣らない高いクオリティーのパフォーマンスを見せていました。1月31日、2月1日に行われる予定であった欅坂にとって初の日本武道館ライブも、平手の欠席で欅坂のアンダーグループ『けやき坂46』の公演に振り替えられていましたから、欅坂のメンバーたちも悔しい思いをしたことでしょう。その悔しさをぶつけるにはもってこいのライブでしたが、無事、今回のライブを成功させたことで、平手だけのグループではないということが証明できましたね」(アイドル誌ライター)
平手の不在で戦力ダウンすると予想されていたが、よりメンバー間の団結力は強固なものとなったことは間違いなし。平手が帰ってきた時の100%のパフォーマンスが今から楽しみなところだ。
(石田安竹)