その評価は”かなり変わったお兄さん”から”めっちゃいい人”に!?
日向坂46のメンバー・井口眞緒がグループを卒業することが2月12日に発表され、バラエティー担当として同グループの冠番組を盛り上げてきた彼女の卒業にはファンからも悲しみの声が上がっている。井口は昨年8月にあるサイトに男性とのペアショットが掲載されたことから、本人がその事実を認め謝罪し、同9月から活動を自粛していた。
今回の卒業を報告する公式ブログでは〈言葉でどんなに謝っても足りないです〉と謝罪したうえで、今後については〈アイドルとしての活動に区切りをつけて次の道に進もうと思いました〉とし〈卒業後は、企業で働こうと思っています〉と芸能界引退を示唆している。
井口の卒業については多くの日向坂メンバーが言及しており、中でも、井口と親しい仲であった齊藤京子が井口への思いをつづったブログが「泣ける」とファンの間では大反響となった。
また、日向坂とは無縁そうな人気ミュージシャンも井口について言及しており、その粋な配慮がファンの涙腺を刺激したようだ。
「昨年大みそかの『NHK紅白歌合戦』に日向坂と同様に、初出場となった、人気4人組ロックバンド『King Gnu』のボーカル&キーボードを担当する井口理も13日に放送されたラジオ番組「King Gnu井口理のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)で、井口の卒業について言及しているんです。井口理はこの日の放送で日向坂のデビュー曲『キュン』を流しており、曲を紹介する時には『ここで一曲なんですけれどもね、ちょっとボクも本当に残念なことに井口眞緒ちゃんが日向坂46を卒業してしまったということで。ねぇ~なんか…畑は違うから何とも言えないんですけど』と、コメントに困りながらも井口の卒業を悲しんでいる様子を見せていました。続けて、『ねぇ~やっぱりなんかこう…まぁ、間違いは誰にでもありますから。それでこれから頑張ろうって人はやっぱり応援してあげたいと思いますんで。これからの眞緒ちゃんにね、エールを送りたいという意味で日向坂46【キュン】』と、日向坂を旅立つ井口に温かいエールを送っています」(エンタメ誌ライター)
名字は同じだが、本人同士の交流はほとんどなかったこともあって、まさかの井口理からのコメントに日向坂ファンからは「井口さん、いい人だな。普通に泣いた」「コメントも素敵だし、『キュン』をフルコーラスで流してくれるなんて…やることがイケメン過ぎ」「井口さんも立派なおひさま(日向坂ファンの総称)じゃん」「是非、またライブに遊びに来てくださいね」など、感謝の声が殺到した。
「日向坂の渡邉美穂が同ラジオのリスナーであったことから交流が生まれ、一度、日向坂のライブに足を運んだところ、すっかり日向坂を応援するようになった井口理。今回のラジオでもいつも同様にふざけたことばかり話していましたが、井口へのコメントはおふざけいっさいなしの真剣なトーンでしたから、日向坂ファンの心にもしっかりと響いたようです」(アイドル誌ライター)
エールを受け取った井口自身もビックリしているだろうが、自分の知らないところでも応援してくれている人がたくさんいるということを受け止め、第2の人生を歩んでほしいところだ。
(石田安竹)