スポーツ

中日・吉見に復活の兆しで「あの変則投球フォーム」にブームの予感!?

 与田剛監督率いる中日のベテラン投手・吉見一起が復活したことで、あの投球フォームがブームになりそうだ。

 2月22日、吉見はオープン戦初戦で2回無失点と結果を出した。近年は右ひじの故障で成績も低迷していたが、実戦初登板に備え、休日返上でピッチング練習も行っていた。与田監督も「(ストライク)ゾーンで勝負する意図が見えた」と“合格点”をつけていたが、吉見も「あの投法」に投球フォームに変えていた。

 あの投球フォームとは、巨人・菅野智之と同じスタイル。一足先に公開した、腕を先に動かしてから足を挙げる変則フォームだ。

「ボールを(対戦打者から)見えにくくするため」

 吉見は菅野ほどハッキリした変則ではない。ほんの少し、小さく腕を先に動かすだけだ。菅野はスポーツトレーナーのアドバイスにより、上半身から始動するスタイルを模索した。理由は異なるが、同じ変則投球フォームにたどり着いたところが興味深い。

「吉見はプレートを踏む位置も一塁側に変えました。左バッターの体の近くからストライクゾーンに曲がるシュートも習得中です」(スポーツ紙記者)

 かつて、野茂英雄投手の変則フォームが「トルネード」と呼ばれたように、菅野、吉見の新フォームにも異名がつけばおもしろいのだが…。

 年齢とともに、筋肉量や瞬発力も異なってくる。これまでのスタイルを変える時、故障を起こさないかというリスクもともなうが、挑戦する勇気もベテランには必要のようだ。

(スポーツライター・飯山満)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論