バラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)で珍獣ハンターの異名を取りお笑いタレントとして活躍する傍ら、16年には北川景子主演で放送された同局の連続ドラマ「家売るオンナ」でレギュラー出演するなど女優としても大忙しのイモトアヤコ。ソロとしての活動が多い彼女だが、かつては〈東京ホルモン娘〉というお笑いコンビを組んでいたのをご存じだろうか?
イモトのかつての相方であり、現在はお笑いコンビ・フォーリンラブのバービーが、自身のYouTubeチャンネル「バービーチャンネル」の2月28日に投稿された〈バービーの主張。イモトの眉毛の真相。〉の中で、イモトとの過去について振り返った。
「私は事務所主催の養成所の2期生で、イモっちゃんは3期生で、私は卒業しても事務所に所属できなかったの。で、フリーの時に、噂で3期生にスターがいるぞって聞いて」
イモトには早々に女性ファンもついていて、ライブではいつも1位。エリートコースのイモトとフリーのバービーでは当時、雲泥の差があったようだ。そんな折、そうそうたる若手を輩出してきたサダさんと呼ばれる養成所のお師匠さんからバービーは呼び出され、「『お前、こいつらと組めや』って」とイモトと、昔アイドルをやっていた〈東京ウタカルタ〉という女芸人とトリオを組むよう指示を受けたという。しかし、東京ウタカルタはすぐに脱退。イモトと2人になり、むしろライブではトントン拍子で順調にいったようだ。そんな中、
「田舎娘が東京に出てくるコントを2人でやったことがあって。そん時に田舎娘役のイモちゃんが、なんとなく田舎娘っぽくないから、『もうちょっと眉毛太くしたら?』みたいな。その場で濃くしたの。で、ごっついマユ毛でネタをしたのが最初」と、だから私があの太いマユ毛を作ったのだと主張するバービー。
もっとも、イモトはこの意見に反論しているそうで、「諸説あります」とバービーはシニカルな笑いを誘った。
イモトが「イッテQ」のレギュラーに抜擢されると、海外ロケが増えるからという理由でコンビは自然消滅…事実上の解散になったという東京ホルモン娘。当時は劣等生の側だったバービーも今は同番組で準レギュラーを勝ち取っている。サダ氏の見立ては実に鋭いものだったと感心せずにはいられない。
(ユーチューブライター・所ひで)