今や芸能界のギャルタレント枠は、この3人を中心にして回っている。彼女らは仲間であると同時に、三国時代の魏・呉・蜀のごとく、同枠内でしのぎを削り合うライバル同士とも言えるだろう。今後、彼女たちの中で誰がその頂点に立つことになるのだろうか。
そのサバイバルに向けて一躍、大胆なイメージチェンジを仕掛けてきているのが藤田だ。モデル業界関係者が言う。
「あくまでも3人の中での比較ですが、いち早くギャル系というくくりから飛び出ようとしているのは、にこるんだと思います。事務所の意向や戦略などもあるのでしょうが、年齢的にいつまでもギャル系モデルというのは無理があります。その流れでしょうか、代表的なお姉さん系ファッション雑誌『ViVi』の専属モデルになったことは大きい。今後はテレビだけではなく、インスタグラムなどのSNSを利用してイメージアップしていく戦略を取ると思います」
業界関係者の発言どおり、テレビなどではおバカ・毒舌キャラが注目されがちな藤田だが、インスタの中ではそのムードを封印、オシャレで適度なお姉さん感を持ったステキ女子のイメージを演出している。そのせいか、注目度は抜群に高く、若い女性を中心に330万人以上のフォロワーを持っている。
そしてもう一つ、男性ならば見逃せない、藤田の新たな方向転換が‥‥。
「積極的なセクシー路線の開放です。それもいやらしい感じではなく、あくまでもオシャレ感覚のセクシーさ。その代表的事例が今年2月、最初で最後と銘打った写真集『好きになるよ?』(講談社)の発売。その中で彼女は、アンニュイな雰囲気の手ブラカットを公開しました。これが『想像以上の美乳!』とファンをざわつかせているのです」(スポーツ紙記者)
ニュージーランド人とのハーフということから、以前から「脱いだらすごい!」の期待はあったが、「自分的には全部のカットが袋とじの気分」とコメントしたインドネシア・バリ島で撮影されたセクシーショットは、これまでのスタイルブックとは一線を画すもの。大人の表情と艶やかなスレンダーボディをあらわにした姿態に男性ファンも熱狂した。
しかも、セクシー路線における藤田の戦略はこれだけでは終わらなかった。別の芸能記者が語る。
「3度目の重版が決まった3月13日には、お蔵出しとして写真集には載せなかった美尻を強調したバックショットをインスタグラムで公開しました。雑誌などを使ったPRグラビアとは別に、蔵出しをインスタで行うというのはいかにも彼女らしい戦略で、注目度はより高まりました」
実際、この美尻公開をした時のインスタへの反響はすさまじく、「ヤバすぎ!」「美しすぎる」など絶賛のコメントが並んだのだ。
ちなみに、みちょぱは自身のラジオ番組「みちょパラ」(ニッポン放送)の中で、発売前に藤田宅でこの写真集を見せてもらったと語り、
「ケツもスゲーし、パイもスゲーし‥‥」
と彼女らしい表現で絶賛している。