いまや芸能界のギャルタレント枠は、藤田ニコル(にこるん)、みちょぱ(池田美優)、ゆきぽよ(木村有希)の3人を中心にして回っている。今後、彼女たちの中で誰がその頂点に立つことになるのだろうか。
そのサバイバルに向けてだろうか、大胆なイメージチェンジを仕掛けてきているのが藤田ニコルだ。モデル業界の関係者が言う。
「あくまでも3人の中での比較ですが、いち早くギャル系という括りから飛び出ようとしているのは、にこるんだと思います。代表的なお姉さん系ファッション雑誌『ViVi』の専属モデルになったことは大きいです。今後はテレビだけではなく、インスタグラムなどのSNSを利用してイメージアップしていく戦略をとると思います」
業界関係者の発言どおり、テレビなどではおバカ・毒舌キャラが注目されがちなにこるんだが、インスタの中ではそのムードを封印、オシャレで適度なお姉さん感を持ったステキ女子のイメージにあふれている。そのせいか注目度は抜群に高く、若い女性を中心に330万人以上のフォロワーを持っている。
そしてもうひとつ、男性ならば見逃せない、にこるんの新たな方向転換が‥‥。
「積極的な艶っぽ路線の開放です。それもいやらしい感じではなく、あくまでもオシャレ感覚の色香。その代表的事例が今年2月、“最初で最後”と銘打った写真集『好きになるよ?』(講談社)の発売。その中で彼女は、アンニュイな雰囲気の手で胸を隠すカットを公開しました」(芸能記者)
3度目の重版が決まった3月13日には、写真集には載せなかった“美ヒップ”を強調したバックショットをインスタグラムで公開。これらの艶っぽいアプローチこそが、ギャルから大人への脱皮を図る彼女の「戦略」なのだ。
もちろん、他の2人も黙って見ているわけではない。3月24日発売の週刊アサヒ芸能4月2日特大号は、そんなギャルタレント3巨頭の芸能界生き残りを賭けた「次なる一手」に迫っている。