テレビ東京の人気シリーズ「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」の最新回が3月28日の「土曜スペシャル」(テレビ東京)で放送される。今回は視聴者の注目度が高そうだ。というのも、田中要次と羽田圭介のクビがかかっているから。
2人はすでに2回連続で失敗していて、3回連続で失敗したらクビになることが決まっている。
「田中と羽田のコンビは評判がいまひとつ。以前の太川陽介と蛭子能収のコンビのほうがよかったという声が多かった。バス旅ファンは新コンビを心配するのではなく、むしろクビになるのを願っているようです」(テレビ誌ライター)
ファンだけでなくテレ東もメンバーチェンジしたいと思っているのかもしれない。今回は埼玉県の大宮をスタートして、富山県の黒部を目指す。どうやらかなり厳しい旅になりそうだ。
田中と羽田がどのようなルートを選んだのか。ツイッターに彼らの目撃情報が上がっていて、熊谷と高崎を通ったことは間違いない。問題は、その後ということになる。
「黒部に向かうのなら高崎から西へ進むことになります。安中市、上田市を通っていくはずです。問題はその後。立山連峰を含む北アルプスを越えていくのは難しいので、長野へ行き、妙高市を通って日本海側に出るのではないでしょうか。あるいは白馬を通って糸魚川に出るルートを採用すると思います。どちらにしても日本海沿岸を通って黒部を目指すことになるんですが、道中には難所が待っています」(前出・テレビ誌ライター)
その難所とは糸魚川から親不知を通って市振までの区間。昨年10月9日に放送された「太川蛭子の旅バラ」(テレビ東京系)のバス旅で、太川と蛭子が通っている。この時、親不知のあたりにバスが走っていないことがわかり、2人は青海駅から市振駅までタクシーを利用した。
「太川と蛭子がバス旅を再開するにあたり、『1万円までならタクシーを使っていい』というルールができました。そこで青海駅から市振駅までタクシーを利用したのですが、田中と羽田はタクシーを使えません。歩くしかない。青海駅から市振駅まではおよそ13.5km。歩くには少し長い距離です。ゴール目前でこの歩きは厳しい。成功するのは難しいのではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)
バス旅ファンが望むように田中要次と羽田圭介はクビになってしまうのか。土曜スペシャルに注目だ。