9月29日の「水バラ」(テレビ東京系)で放送された「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 路線バスで鬼ごっこ」で、太川陽介が取ったある行動がバス旅ファンに衝撃を与えている。
それは千葉から茨城県へと入る県境越えの時に起きた。バスで県境を越える直前、太川が「バス旅Zみたいにジャンプしますか」と提案。茨城県に入る瞬間、「せーの、ジャンプ」とシートの上で腰を浮かせる行動を取った。これは「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」で田中要次と羽田圭介がよくやっている行動。2人は「○○県だぴょーん」と言いながらジャンプして県境を越えるのをお約束にしている。太川は田中たちをまねしたわけだが、これがなぜファン騒然なのか。
「太川は最近のバス旅Zを観ていないというのが、ファンの間で通説になっています。ネット配信されたバス旅のフェスで太川はバス旅Zについて聞かれたものの、内容をまったく知りませんでした。失敗したらクビという回があったと聞かされ、驚いていたぐらい。バス旅Zの初期に太川はナレーションを担当しているのですが、まったく覚えていないようです。そんな太川がバス旅Zのお約束を持ち出したということは、本当はバス旅Zを観ていて、内容をしっかり覚えているということにになります」(週刊誌記者)
太川がバス旅Zを観ていないし知らないという態度をしたのはなぜか。答えは太川の性格とプライドの高さにありそうだ。
「これまでのバス旅に関する太川の発言を見ると、バス旅は自分と蛭子能収のものであるという想いが強いのがわかります。蛭子の高齢が理由で本家バス旅から引退しましたが、太川は続けたかった。それなのに自分ではない人がバス旅を続けているのは本意ではないという気持ちもあるのではないでしょうか。また、バス旅のプロである自分と比べると田中や羽田の乗り継ぎ術は甘く、とても観ていられないという気持ちになるため観ていないことにしているのではないでしょうか」(前出・週刊誌記者)
他局で放送されている路線バスを使った旅番組について聞かれ、「自分のバス旅はガチンコだが、他はわからない」という趣旨の発言をしたことがある太川。バス旅への思いと誇りは誰にも負けたくないようだ。