今やTBSの顔となった「ひるおび!」のMCを務める江藤愛アナ。かつて、現在フリーアナの田中みな実の同期として、「地味キャラ」として辛酸を舐めていた時期もあったが、今や評価はうなぎ登り。「ナンバーワン」女子アナの日本テレビ・水ト麻美アナを脅かす「好感度アナ」となった彼女の“下積み闇仕事”に「週刊アサヒ芸能」4月23日号が迫っている。
TBS関係者が語る。
「今年の春の改編は、TBSにとって正念場。20年3月期の視聴率の下落幅では、ゴールデン(19~22時)、プライム(19時~23時)ともに在京キー局ワーストになっただけに、4月からは月曜のゴールデンタイムを総入れ替えするなど社運を賭けています。しかもこのコロナ禍で『半沢直樹』を筆頭に、ドラマが軒並み番組開始が延期になるなど大混乱。そうした中で、月曜ゴールデンに格上げとなった『CDTVライブ!ライブ!』は看板アナの江藤アナを投入。仕切りも万全ですから、週末の視聴率アップが期待されています」
だが、江藤アナが看板アナになるまでには紆余曲折があった。
「もともと、青山学院大学出身で、『準ミス青山』に選ばれるなど、その美貌は有名でした。ただ、あまり自己アピールが上手なキャラクターではなかったので、入社当初は、ニュース読みや情報番組のレポーターなどの仕事がもっぱらで、しかも入社一年目では、ニュース原稿で読み間違いを連発。上司に怒られた直後に、ニュースを読もうとしたところ、泣き出してしまいそうになり、ガマンしていたら鼻血を出してしまったとこともある。同期の田中みな実が『サンデー・ジャポン』でぶりっ子キャラとして注目を浴びる中、対照的な地味キャラゆえ、社内でも注目を浴びていませんでした」(前出・TBS関係者)
そして新人からしばらくの間は、朝の情報番組のレポーターや、レギュラーを務めるアナが夏休みなどで不在になる間の代打などが主な仕事だった。ところが、そこからしだいに自身の持ち味を発揮し、頭角を現していくのである。
現在の急成長ぶりの礎となったともいえる江藤アナの、そんなちょっと艶っぽくもある「黒歴史時代」を、4月14日発売のアサヒ芸能4月23日号が詳しくレポートしている。