京都で東北6県の料理と地酒が味わえる 「ただいま」と言いたくなる美人店主の店
京都御苑と京阪神宮丸太町駅の間、河原町通を南に行った場所にあり、こじんまりとした店内はカウンターがメイン。宮城県出身の女性店主・佐々木愛さんが、東北6県の地酒と家庭料理を提供したいと2019年10月にオープンさせた。
オススメなのは「いか人参」と「おばあちゃん直伝大根漬け」「はらこ飯」。福島の名物の「いか人参」は、細く切られたスルメと人参のシャキシャキとした食感が特徴で、日本酒が飲みたくなる味だ。「大根漬け」は佐々木家オリジナルレシピで、大根を牛乳と砂糖で漬けたもの。それを聞くとミルキーな風味を想像するが、浅漬けのようなさっぱりとした味わい。サラダのようでもあり、箸休めにももってこいだ。
シメで食べたい「はらこ飯」は宮城の郷土料理で、醤油とみりんで味付けされたご飯に生姜が散りばめれ、大ぶりの鮭が乗る。トッピングのイクラとのりは好みの量で。炊きたてで提供されるため仕上がりに40分ほどかかるが、待つ甲斐のあるおいしさと豪華さだ。
「愛の家でくつろいでほしい」という意味が込められている店名どおり、佐々木さんの優しく柔らかな笑顔とおいしい料理で、癒やされること間違いなしだろう。
■おさけごはん処 あいの家
住所:京都府京都市中京区河原町通竹屋町上る大文字町238-1 エースビル102 電話:075-744-6216 営業時間:17:00~23:00 定休日:日・月