テレビ東京を3月いっぱいで退社し、4月からフリーアナウンサーとなった鷲見玲奈が、4月9日発売の「週刊文春」で、昨年暮れに同誌で報じられた不貞騒動について語ったのは、4月9日発売の「週刊文春」でのことだった。
不貞報道は、2017年に彼女の先輩で既婚の増田和也アナ(当時)と鷲見、さらに後輩の男性と女性アナ2人など数人で、都内のカラオケボックスに。そこで増田アナと鷲見の2人は、酒がだいぶ入っていたためかイチャイチャし始め、徐々にエスカレート。ついには“一線”を越えてしまい、その場面を社員が目撃していたというものだった。
局が調査に乗り出し、2人は否定したものの、昨年11月に増田アナは異動。鷲見も文春の直撃後、生放送への出演が見合わせになり、結局、鷲見は3月いっぱいでテレ東を退社。4月からセント・フォースに所属し、フリーアナとして活動を開始したばかり。
疑惑を報じた文春でその真実を自分の口で語るということが、いわば“フリーとしての最初の仕事”の形だったわけだが、 鷲見は、カラオケに行ったことは認め、「あの日はボクシング中継の帰りだったと思います」「増田さん以外の他の上司もいて、当初はみんなで行く予定だったのですが、その方々は帰ることになり、増田さんや後輩アナたちと飲みに行ったのです」などと語り、一線を越えたことについては完全否定。さらに、「その状況を想像してそんな現実味がないことってあります? 中継帰りで疲れていたのもあって、お酒を飲んでみんな寝ちゃったんです」としている。
これからフリーアナとして活動していくにあたり、まずは疑惑を晴らしておく必要があったのは理解できる。しかし、一連の発言には、ネット上の反応はいまひとつ芳しくない。
「もちろん『信じてる』『応援しています』といった声もありますが、『みんな寝ちゃったなんてあり得る?』『事実無根なら退社せず残ればよかったのに』『だったらなんで増田アナは異動したのか』と、疑惑を晴らすまでには至ってないようです」(芸能ライター)
不貞疑惑に加え、今は新型コロナ禍でイベント司会やテレビ出演のオファーがかかりづらい状況。フリーアナとしてのスタートはなかなか厳しいと言わざるを得ない。
「鷲見アナといえば大きなバストで人気を獲得してきた女子アナ。田中みな実が写真集で大ヒットを飛ばしたように、そちらの仕事に力を入れるべき。活路を見出す方法はこれしかありませんよ」(前出・芸能ライター)
逆風の中、どんな活動を展開していくのか注目したい。
(鈴木十朗)