7月7月未明、テレビ東京がネットフリックスとアマゾンプライムビデオで配信していた「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」をすべて引き上げたことが明らかになった。
「ネトフリもアマプラも太川陽介と蛭子能収のローカル路線バス乗り継ぎの旅を配信していました。どちらも定額配信サービスなので会員になれば追加料金なしで観ることができたんです。配信されていたのは一部ですが、ネトフリはそれらがすべてなくなっています。アマプラのほうは1話あたり440円でレンタルになりました。どうやら定額配信サービスからバス旅を引き上げ、今後はパラビなどで配信するようです」(テレビ誌ライター)
配信が停止したのはバス旅だけで、「孤独のグルメ」など他のテレ東コンテンツはそのまま。契約時期の問題ということも考えられるが、なぜバス旅だけ配信停止したのか気になるところだ。
「テレ東がバス旅の“価値”に気づいたのではないでしょうか。以前は今さらバス旅で大きく稼げるとは考えておらず、ネトフリなどに配信の許可を出して比較的少額の収入を得ていた形なのが、今でも十分稼げるコンテンツであることがわかり、自社で活用しようと考えたとしても不思議ではありません」(前出・テレビ誌ライター)
定額配信サービスで観られなくなってしまうのは残念だが、バス旅ファンにとっては吉報になるかもしれない。
「バス旅で稼げるとテレ東が理解したと仮定すれば、新たな旅が始まる可能性があるということ。現在、バス旅は田中要次と羽田圭介の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』が放送されていますが、これだけではもの足りない。太川陽介と新パートナーの新バス旅が始まってもおかしくありません」(前出・テレビ誌ライター)
新コンビは誕生するのか。テレ東の戦略に注目だ。