コロナ禍で、収録中止や番組休止など未曽有の逆風が吹きまくる中、超元気な姿を見せつける芸能界のベテランたちがいた。
まず、現在58歳のとんねるずの木梨憲武。4月18日放送の「土曜朝6時 木梨の会。」(TBSラジオ)で最近の生活ぶりを明かした。作品展覧会が新型コロナウイルスのせいで開催延期になるなど影響を受けているが、
「この15日間ずっと家メシで、朝型人間の木梨は夕方5時半にお風呂に入ると、お風呂上りの1杯は5時55分スタートと決めていて、恋女房の安田成美とシャンパン1本飲み干すんだそうです。6時に子供たちも食卓に夕食ですが、それが終わったら、テレビを見ながらウトウトして夜8時前には就寝するという健康的な生活だとか。木梨は家事にも積極的に参加し、顔バレも気にせずスーパーでの買い出しも率先して引き受けているそうです」(ネットライター)
御年69歳の梅沢富美男は、4月21日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)にリモート出演。15日ぶりのテレビ出演をぼやきながら、日々のうっぷんをぶつけまくった。
緊急事態宣言以来、仕事が完全になくなり、15日間ずっと自宅に籠っているという。まだ、「買い物は3日に一度」との呼びかけが行われていないこの時点では梅沢は、「買い物を日課」としており、買占めと思われないように毎日少量買っていたそうだ。料理上手な梅沢は酒のつまみなどを作ってはSNSで紹介し、フォロワーに喜ばれているそうだ。
「座長の梅沢は公演が延期になり、スケジュールが真っ白になった座員の給料を補填したり、公演で販売していたお菓子を廃棄処分するわけにはいかないと、急きょネット販売したりと多忙な日々を過ごしてきました。この15日間はテレビに映る政治家に大声出して罵詈雑言を言いまくりストレス解消していたそうです」(芸能ライター)
79歳の徳光和夫は、緊急事態宣言以降6日間自宅に缶詰状態。妻の勧めで競馬に打ち込み、5日間で2回、定期預金を解約するほどのめり込んだことを自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で明かした。4月18日放送の「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(ニッポン放送)でのことだ。
「徳光も仕事がなくなってしまい、結婚以来初めての長期の休みに突入。家事を手伝おうとしても、うざがられた妻に拒否され、競馬のネット投票を提案されたんだとか。そこで午前10時半スタートの佐賀競馬の第1レースから地方競馬に参戦。結果、3日目に楽天銀行の預金が底をつくほど熱くなったそうです。大のギャンブル好きで、日本テレビアナウンサー時代から暇さえあれば大金をつぎ込んできましたからね。2年前、息子でタレントの徳光正行が『10億円はすった』とこぼしていたほど。そこまですっても、日々の暮らしがきちんと成り立っているのは、徳光の稼ぎはとんでもない額ということでしょう」(前出・ネットライター)
三者三様の過ごし方ながら、口をそろえるのは、「いつも通りの仕事のありがたみ」のようだ。コロナ禍が終息に向かい、晴れて仕事に復帰できた時には、気持ちも新たに、体に気を付けながら、またファンを楽しませてほしいものだ。
(塩勢知央)