5月10日、ザ・ドリフターズが所属するイザワオフィスのYouTubeチャンネルで、高木ブーが動画配信をスタートさせた。
タイトルは「【StayHome】高木ブー家を覗いてみよう」。高木はウクレレを手にアロハシャツを着て登場し、「こんな時は元気ですかって聞くほうがおかしくなるんだよね。大変だもんね。でも、こんなことでくよくよしたってしょうがないもんね」と視聴者を気遣い、「つたない歌ですけど、何曲かお付き合いください」と、高木が作曲、娘さんが作詞したという「Blue Memory」の弾き語りを披露した。
「高木は中学校の時から夢中になり、中央大学時代、谷啓さんも所属していた音楽研究会『ルナ・ハワイアン』に所属。当時からその腕前はウクレレ奏者の学生の間でも知れわたっていたそうです。ドリフターズ最年長の87歳になった今もその実力は健在で、プロ演奏者としてハワイでのイベントにも招待されています」(芸能ライター)
ドリフターズといえば3月29日、志村けんさんが新型コロナの感染により亡くなったばかり。高木は4月1日に放送された追悼番組で「オレは決めたの。志村は死なないの。ずっと生きてる」と語っていたが、今回の動画でも志村さんについて「家族より長い間一緒にいた仲だから、突然いなくなりました“はい”って言えないもんな」「ボクはいいの。会いたかったら夢の中で会うから。ボクの中では志村は死にません。ずっと生きています」と改めて思いを打ち明けていた。
「続けて最後に『サヨナラと云わないで』という曲を歌ったのですが、これには《ブーさんの歌声、ジーンときた》《ブーさんの志村さんへの愛が伝わってきて泣いた》《ブーさん、志村さんの代わりにもっともっと長生きしてください》といった、感動の声で溢れました。メンバーの中では最もおおらかで前に出ないキャラの高木ですが、その熱い胸の内が垣間見える動画ですね」(前出・芸能ライター)
配信中、高木の後ろに飾られたメンバー5人のぬいぐるみも、なんとも泣かせるのである。