「#検察庁法改正案に抗議します」のハッシュタグを付けたツイートを連続投稿したことで、賛否の嵐を巻き起こしている女優の小泉今日子。
「5月12日には、ちゃんと理解して投稿しているのか?との批判を受けてか、《私、更に勉強してみました。読んで、見て、考えた。その上で今日も呟かずにはいられない。#検察庁法改正に抗議します》と、改めて投稿。13日には、衆院内閣委員会で強行採決するのであれば退席するとしていた、自民党の泉田裕彦衆院議員の《内閣委員をはずされることになりました》としたツイートを引用。《もうなんか、怖い》と綴り、今度は《♯泉田裕彦議員を応援します》とし、その訴えはますますヒートアップしています」(芸能ライター)
芸能人の検察庁法反対ツイートを巡っては、浅野忠信やラサール石井、秋元才加や城田優などが続々と投稿。きゃりーぱみゅぱみゅは投稿したものの大きな賛否を呼び、結局は削除するまでに至っている。
「今回、芸能人がこぞって政治的発言をしている背景には、昨年から公正取引員会が芸能事務と所属タレントの契約などに目を光らせたことによって、がんじがらめに縛られていた関係からタレントが解放された面も大きいでしょう。小泉などは18年に大手プロから独立していますが、政治的な発言によって芸能、テレビ界から圧が入るような危険もすでに薄れていますからね」(前出・芸能ライター)
ただ、ファンとしてはその変貌ぶりについて行けない面もあり、その抗議に至った経緯や理由も知りたくなる。
「一部のタレントは、芸能人の政治的発言への批判に“職業差別だ”などと反発していますが、これは不毛な見解です。批判の声もあれば称賛の声が多く上がっているのも事実であり、有名人であればそれだけ評価の声が数多く上がるのは当然の話。それだけにしっかりとした根拠が期待されるわけです」(前出・芸能ライター)
芸能人には、その発信力を有効に使ってもらいたいものだ。