世の中がいろいろ面倒なことになってきたかも。
5月26日、ジャニーズの人気グループNEWSの手越祐也の芸能活動自粛が発表され、レギュラーを務めていた「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)への出演見合わせも決定。
すぐにトレンド入りして議論が交わされることに。そこで、やっかいな問題も浮上しているのだとか。
「事務所からの手越さんへの処分は世間の影響を考えれば当然という声が多いですね。手越さんと事務所の詳しい関係まではわかりませんが、日本中が自粛要請中の最中、手越さんが女性たちとの飲み会などを開いたり、それ以前にも安倍昭恵夫人らとの“花見会食”をしたり、自粛している人たちをあざ笑っているかのような行動の連続はほかのタレントたちにも悪い影響を与えかねないなど、ジャニーズ事務所も黙って見過ごすわけにはいかなかったんでしょう。だから、黒川検事長の訓告よりは厳しい裁定となった印象です」(女性誌ライター)
当然のごとくネット上には「今までが甘すぎた」「イッテQのように使い続けたテレビ局も悪い」「本人は問題の最中にもネットゲームに高じていたり反省ゼロでしょ」「一般の会社ならもうとっくに怒鳴られてますよ!」などの批判の嵐が巻き起こっている。
「さらには、『30過ぎてバカとしか思えない』『自分なら事務所をやめても人脈で成功できると思ってるんだろうね』『社会人としてアウトだと思う』『テレビではいい人のふりして実はサイテー人間の見本のような人』と、手越の人間性までを非難する声までありました。ところがこういった批判にも批判が出ているんです」(前出・女性誌ライター)
きっかけは、どうやら人気番組「テラスハウス」におけるキャラへの誹謗中傷を苦に、自死をはかったとみられる女子プロレスラー木村花さんの悲劇があるようだ。今回、ネット上には、さっそく「誹謗中傷ポリス」が出没しているというのである。
「案の定、出たか!という印象です。活動休止が報道されると真っ先に『手越くんが活動休止ですが他人からの誹謗中傷はダメです!』と投稿する人がいました。同じように『その人の素顔を知らないのに批判するのは危険』『木村花さんのことを忘れないで』『匿名で人を罵るのはやめて』など、続々と出現していましたね。一方で、手越さんのこれまでの行動に対する批判を書きながらも、『これも誹謗中傷になるんですか?』と困惑する一文を載せている人もいました。たたでさえコロナで社会が混乱したのに、ネットの世界にも新たな混乱が始まった気がします」(前出・女性誌ライター)
そうは言っても、手越の“わかっていてやっている”としか思えない言動にダメ出しゼロでは誰も納得できなかったはずでは?
(塚田ちひろ)