映画、ドラマで常に主演看板を背負うのはごく一部のトップ女優。その座を虎視眈々と狙う若手女優たちはひそかにライバル潰しにしのぎを削り、時に男を奪い合い共演NGに。見た目は清純そうでも意外に火花バチバチだった、乙女の園のライバル関係をのぞいてみると──。
数いる若手女優の中でもトップ女優に推されているのが広瀬すずだ。スポーツ紙芸能デスクが語る。
「10代で出演した『ちはやふる』『チア☆ダン』(ともに東宝)など主演映画を大ヒットさせたほか、昨年のNHK『なつぞら』では第100代朝ドラヒロインを務め、国民的女優の座を手中にしました。現在のギャラは、推定でドラマ1本200万円と若手トップクラスに上り詰めています」
3月公開の主演映画「一度死んでみた」(松竹)も2週目には興行収入トップを記録。CMを見ても、昨年上半期のCM女王となる12社と契約し、若手女優で不動のナンバーワンの座は揺るぎそうにない。
しかし広瀬にも、気になるライバルの存在があるという。スポーツ紙芸能デスクが続ける。
「1000年に1人の美少女・橋本環奈です。映画は『銀魂』(ワーナー・ブラザーズ)や『キングダム』(東宝)などの話題作に出演、ドラマは『今日から俺は!!』(日本テレビ系)などで振り切った演技が若者の間で人気となっている。ただ、今のところは本人の代表作と呼べる作品に恵まれていません。まだまだ売り出し中の女優という位置づけだけに、価格としては1本90万円程度に収まっている」
ギャラだけ見れば広瀬の圧勝に思えるのだが‥‥。
芸能評論家の織田祐二氏が解説する。
「これまで共演のない2人は何かと比較される対象となっています。女優としては広瀬が一歩リードという感ですが、『かわいい20代美女ランキング』などでは何かにつけて、橋本が上位となることが多い。女王・広瀬としては内心、おもしろくないはずです」
嫉妬心を抱く女王をヨソに、上げ潮に乗る橋本だが、目下ライバル視しているのは平愛梨の妹・平祐奈なのだという。女性誌記者が打ち明ける。
「同い年の2人は映画『奇跡』(ギャガ)で同時にデビューしていますが、その後はまったく交流がない。橋本は上白石萌歌や浜辺美波などと共演すれば、自身のSNSで仲よしツーショット写真を公開するのに、平とのものはない。一方の平は『匂わせ女子』として知られ、映画で共演した平野紫耀との関係をアピールするような写真をSNSに公開したんです。実は橋本も昨年に平野と映画共演した際、交際が取りざたされていて、男を巡る遺恨で関係を悪化させているとささやかれています」
同級生となる3人の若手ライバル女優が嫉妬心や男を巡る遺恨で、三すくみのドロドロ関係になっているとは‥‥驚きである。