芸能

清野菜名の風間俊介との殴り合いは圧巻/若手女優「演技ハンパない!番付」(3)

 NHK朝ドラの「半分、青い。」(18年)でヒロインを務めるなど売れっ子の永野芽郁は東小結に。

「今春の『3年A組─今から皆さんは人質です─』(日本テレビ系)の演技もネット上で」絶賛されましたが、忘れがたいのが『僕たちがやりました』(17年、関西テレビ)での濡れ場。当時17歳で、窪田正孝にベッドで後ろから抱きしめられるシーンは、目だけで芝居ができるいい表情でした」(芸能評論家・織田祐二氏)

 そして三役の締めくくりとなる西小結には、松本穂香が入った。美少女研究家・高倉文紀氏が評する。

「朝ドラで先輩の有村架純と共演した『ひよっこ』(17年)や、主演を務めた『この世界の片隅に』(18年、TBS系)では、ひたむきな感じが出ていて、CMの『au』では親近感がわく雰囲気。今以上に華やかさを身につければ、高畑充希のようになっていく可能性もあると思います」

 大器であることは間違いない。

 3月まで1年間の長丁場でオンエアされていた「やすらぎの刻~道~」(テレビ朝日系)で主演を務める清野菜名は東前頭筆頭に。

「軍国少女を演じていますが、運動神経が抜群なので、風間俊介とのガチの殴り合いのシーンはさすがとうならされる。和製ミラ・ジョヴォヴィッチになれるでしょう」(前出・織田氏)

 昨年9月に公開された「人間失格」(松竹)でフルヌードも披露した二階堂ふみはどうか。

「12年の映画『ヒミズ』(ギャガ)で、染谷将太にビンタを何発も食らい、本気モードで頭を何度も叩かれるシーンは、女優の凄味に度肝を抜かれました」(前出・織田氏)

 一緒に仕事をした映画監督の野本史生氏によれば、年齢とともに「頭でっかちな芝居」が消えたことで成長につながっているそうだ。

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