芸能

日本テレビが「24時間テレビ」を今年も放送する本当のワケとは?

 5月25日、フジテレビが毎年恒例となっていた「FNS27時間テレビ」の中止を発表した。8月中旬の放送を目指していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため断念したという。

 一方、今年で43回目を迎える日本テレビの「24時間テレビ愛は地球を救う」は、28日に同局が“開催する方向”と発表。これには賛否両論あるようだが…。

「24時間テレビの中止はありません。放送すれば必ず高視聴率が約束されており、中止にする理由がありませんからね。単なる局のお祭りイベントでなく、系列局をあげてのチャリティーイベントとしての存在意義があると胸を張っています。とにかく関連グッズの売り上げは莫大で、募金も億単位。昨年の寄付金額は15億5000万円を突破し、42年間で約397億円にものぼります。この金は公益社団法人24時間チャリティー委員会が全額を寄付し、福祉・環境・災害復興などの支援事業に活用しています。今年は日本国民全員がコロナ禍で疲弊している状況で、テーマはコロナ撲滅にしかありません。手を差し伸べてほしい人が山ほどいるなか、今年やめてしまえば、それこそこれまでが偽善と言われてしまうでしょう」(芸能ライター)

 そのため局内では、8月下旬から9月上旬の放送を目指し、地道な作業が続けられているという。

「例年通り、パーソナリティーにはジャニーズタレントを起用する方向。メインは年末で活動休止の嵐で決まりなのでは。緊急事態宣言も解除され、放送時には“3密”の問題も多少は緩くなっているはず。打倒コロナで昨年以上の盛り上がりも期待できそうです」(テレビ雑誌記者)

 今年ほど“チャリティー”にふさわしい年はない。大手を振ってやってもらおうじゃないか。(塩勢知央)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論