コロナ禍で仕事が激減した芸能人たちが続々YouTubeに参入、しのぎを削り合っている。
しかし、YouTuberになったことでそれまでのイメージを損ない、本業に支障が出そうな芸能人も出始めている。その危険域に到達しそうなのが、女優・夏菜(31)と仲里依紗(30)だ。ネットウォッチャーの横山智彦氏が語る。
「夏菜は去年の5月という比較的早い段階でYouTuberとしての活動を開始。映画『GANTZ』(11年)で見せた脱ぎ姿の舞台裏を語った動画で、272万回再生を超えるなど幸先のいいスタートを切りましたが、そこからは再生回数は鳴かず飛ばずです」
テコ入れで「恋愛相談」「激辛フード食レポ」「ゲーム実況」という鉄板企画に挑むも、成果はいまいち。
「その理由はトーク力不足です。他の芸能人YouTuberのようにエッジの効いたトークができれば、ゆるい企画でもまとまるのでしょうが…。自由にやれることが災いして、タレントとしてのポテンシャルが露呈してしまった印象です」(横山氏)
一方、仲里依紗はマネージメント側も困るのではないかと思われるギリギリの動画をバンバン公開。しかも本家YouTuber顔負けの内容で、意外な才能を発揮しているのだ。
「ドラマなどでは、強気な女役のイメージが強い彼女だが、素の彼女のしゃべり方は、頭の弱いギャル口調。『上京した理由は黒ギャルになるため』と熱弁する動画も、一筋縄ではいきません。ヤマンバ・メイクを実演、その姿のまま自分で考えた奇っ怪なパラパラ・ダンスを披露していました。他の動画も『寝落ち寸前の生あくびを公開』『サウナスーツを着て半身浴』など、日本アカデミー受賞女優の面影をみじんも感じさせない、独特すぎるものばかり。『このままでは、コロナ終息後に女優業に戻れないのでは?』などと心配されています」(横山氏)
6月9日発売の週刊アサヒ芸能6月18日号では、他にも動画で対決・炎上・大儲け・“ギリギリの色香”を狙うYouTuber芸能人たちを追いかけている。