テレビ番組で活躍する売れっ子タレントの陰には、MCを務める大物芸人との「師弟関係」があった。先見の明で埋もれた才能を見出し、「戦場」で生き抜くための戦い方を伝授。深堀してみると、意外な「師匠」と「弟子」が明らかになるのである。
例えば、テレビ業界で不動の地位を築く地上波だけでレギュラー番組11本を持つ有吉弘行。どの番組でも安定した視聴率を残し、各事務所からも熱い視線を送られている。
「レギュラーの中で特に『有吉反省会』と『有吉ゼミ』(いずれも日本テレビ系)に所属タレントを出したがる事務所は多い。タレントがトークが苦手でもおもしろくイジってくれるので、放送後、別の番組からオファーが届くんです」(芸能プロ関係者)
そんな人気MCは、これまで数多くのタレントと共演してきたが、「弟子」と認めているのは、藤田ニコルと、みちょぱこと池田美優だという。
「もともとギャル好きというのもありますが、ニコルとみちょぱは、話を振れば必ずヒットを打ってくれるので、信頼感は絶大。2人も有吉を『師匠』と慕っています。ふだんは人見知りで楽屋挨拶も断るほどですが、弟子の出演番組はチェック。共演時には本番直前に『(あの番組は)おもしろかったよ』とボソッと言って褒め、気持ちを乗せるのがうまい。ほかにも師弟関係ではないが、井森美幸、島崎和歌子、高橋真麻、ギャル曽根らは、業界で『有吉ギャルズ』として知られ、有吉の番組には欠かせません」(前出・芸能プロ関係者)
有吉ギャルズ入りできれば、ブレイクも約束されたようなもの。が、「会員資格」を得るにはある条件が─。
ほかにも、明石家さんまと滝沢カレン、くりぃむしちゅー上田晋也とファーストサマーウイカなど、気になる「師弟関係」の詳細は、6月9日発売のアサヒ芸能6月18日特大号で詳しくレポートされている。