芸能

リモート撮影にアニメ処理…コロナで変わるCM制作“あの手この手”

 コロナの影響で通常の撮影が困難なのはドラマだけではない。CMもまた大変な状況に追い込まれているが、そんな中で新しい試みがいくつか見られる。

 コンビニのミニストップが6月1日から放映している新商品「タピオカプリン」のCMは、同社初の完全リモート体制で制作された。打合せはテレビ会議で行い、編集作業は最低限の人数で実施。撮影カットは、出演タレントの山之内すずによる自撮りだ。

「山之内はふだんからTikTokやYouTubeでも多数動画を投稿しているため、自撮りに慣れており、制作はスムーズにいったといいます」(芸能ライター)

 過去のCMを編集して制作したのが、サントリー「BOSS」の新CM「宇宙人ジョーンズ・宇宙人からのアドバイス」篇。

「2006年からトミー・リー・ジョーンズが宇宙人役で出演している長寿シリーズ。14年間にわたる素材に新しいナレーションを吹き込んで、宇宙人がコロナウイルスと戦う人類に向けアドバイスを与える内容。歴史あるシリーズだからこそ、できた感動作に仕上がっています」(前出・芸能ライター)

 3日から放送されているau三太郎シリーズ「たぬきの正体」篇は同シリーズ初のアニメ作品。桃太郎役の松田翔太、浦島太郎役の桐谷健太、金太郎役の濱田岳、大黒天役の荒川良々の姿がアニメーションで描かれており、キャラクターの声優を本人たちが務めている。

「アニメでやればスタッフ、出演者の3密は避けられるということですが、人気シリーズでそれぞれのキャラが定着しているため可能だったといえるでしょう」(テレビ誌ライター)

 ドラマも6月から撮影が再開されたとはいえ、いろいろと制約が厳しいといわれる。CMも当面は新しい試みが増えていくのではないか。

(鈴木十朗)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
2
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
3
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論
4
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き
5
世間はもう「松本人志」を求めていないのに…浜田雅功「まっちゃん」連呼のうっとうしさ