消費者金融「アイフル」のCMでは「そこに愛はあるんか?」のフレーズで、シンクロ選手やコスプレイヤーなど変幻自在な美人女将を演じる大地真央(64)。次なる七変化は、痛快なマシンガントーク連発の熟レディーとなりそうだ。
4月10日に、フジテレビの「オトナの土ドラ」枠でスタートする「最高のオバハン 中島ハルコ」(東海テレビ)の主演を務める大地は、美容系クリニックの敏腕経営者を演じる。
「林真理子氏のシリーズ小説『最高のオバハン』(文藝春秋)が原作。大地演じる主人公は還暦を過ぎたバツ2の独身ですが、登場人物の仕事や恋愛の悩みをメッタ斬りにする痛快コメディードラマです。前クールで現在放送中の『その女、ジルバ』では主演の池脇千鶴が高齢ホステスを演じて、初回視聴率で同枠最高を叩き出したばかり。局としても、さらなる高視聴率を狙って大地に期待大のようです」(民放局スタッフ)
元宝塚のトップスターの主戦場はミュージカルや舞台。地方局制作の連続ドラマに出演すること自体レアケースだ。
「ダメでもともとのオファーだったようですが、大地本人が役柄を非常に気に入ってくれました。原作はもちろん、東村アキコ氏のコミック版まで読み込むほどの熱量で撮影に臨んだぐらいですからね。最近は『アイフル』のCMでコミカルな演技を披露する機会も増えたので、大御所女優だからと遠慮していたプロデューサー側も、オファーを出しやすくなったのかもしれません」(女性誌編集者)
新ドラマでも「凛とした女将」さながらの含蓄ある金言で、迷える女性たちを導く。
一方で、仕事以上にプライベートが充実している様子。コロナ禍も相まって、12歳年下の夫と家で過ごす時間が増えているからだという。
「一時はインテリアデザイナーの夫・森田恭通氏の多忙さから別居生活が報じられることがありましたが、外出すらままならない環境が幸いしてか、夫婦水入らずの日々を過ごしているようです。二人で料理や家事をする日もあれば、シャンパン愛好家の夫の影響で、朝から泡をたしなむ“朝シャン”に興じる日もあるといいます」(前出・女性誌編集者)
なんともセレブ感満載の巣ごもりライフ。そこで消費されるシャンパンの量もハンパではないという。
「しばしば旅行で訪れていた箱根の宿では、10本程度持参したシャンパンやワインを夫婦で昼夜問わず飲み続けて、1泊2日で全てカラにしたそうです。今の『おうち時間』は日を選ばず長いので、それ以上のボトルが家の軒先に並んでいることでしょう」(前出・女性誌編集者)
時短営業の居酒屋がうらやむ“最高の”ステイホームのようだ。