複数の女性との不貞がバレて活動を自粛しているお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建。芸能界ではゲス不貞は定期的に出てくるものだが、今回のケースで新しかったのは“先行自粛”だ。
6月6日に「週刊文春」の直撃を受けた渡部は慌てて事務所に相談。文春の発売日は11日だったが、9日の時点で自身が出演するテレビやラジオのレギュラー番組に対し、“視聴者を不快にさせるスキャンダル”を理由に出演自粛を申し入れ、それがマスコミに漏れて大騒動になった。
「渡部の所属事務所はタレントに優しい事務所として知られていますが、そのぶん、マスコミへの対応が緩いのかもしれません。そのため申し入れの時点で外に情報が流れてしまい、文春の早刷りが届く10日に活動自粛発表という形になってしまったようです。結果、ネット上などでは自粛の理由についての憶測が憶測を呼び、文春の記事の内容が判明するまで間、カウントダウンイベントのように盛り上がってしまいました」(芸能ライター)
揚げ句に報じられたのは、不貞相手は複数で、そのうちの1人とは多目的トイレで密会し、行為後に1万円を渡していたという何ともひどすぎる所業だった。
「文春発売後、相方の児嶋一哉が代役で出演したラジオ番組で、妻の佐々木希がインスタグラムで謝罪したものの、渡部本人は表に出てこない。そもそも文春の直撃を受けた時も『ちょっと車を停めてきていいですか』と駐車場に行ってそのまま戻ってこなかったといいますから、世間は渡部に対して逃げているイメージを抱いています」(前出・芸能ライター)
好感度がすっかり地に落ちてしまった渡部だが、注目されるのは今後の展開だ。
「今回の報道を受けて、まだ未発表ネタを持っているであろう『文春』も含め、様々な週刊誌に新たな情報が寄せられているそうです。続報が出てくる可能性が十分あり、渡部も謝罪のタイミングがつかめないでしょう。ヘタをすると東出昌大のように逆効果になりかねないですからね」(前出・芸能ライター)
復帰への道はかなり遠そうだ。
(鈴木十朗)