明石家さんまが6月13日、パーソナリティを務めるMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演し、複数の女性との不貞を理由に活動自粛を発表したアンジャッシュの渡部建について言及する場面があった。
さんまは「次から次へと…なぜ僕の周りでこんなことが。全部コロナのせいにしたい」と嘆き、「おれの近場ばかり。お笑い番組としてはもったいない人材ばかり。力のある奴がこういう騒動に」「オレの責任があるんじゃないのか」などと語っている。
さんまがそう言いたくなるのも無理もない。昨年夏、吉本興業の闇営業問題で契約解除された雨上がり決死隊・宮迫博之は、さんまが復帰に手を貸そうとしているものの、いまだテレビ番組に出られず、ユーチューバーとして活動中。秋には、さんまが“最高顧問”を務める「アローン会」のメンバーであるチュートリアル・徳井義実が税金の申告漏れで謹慎、今年4月には、同じく「アローン会」のナインティナイン・岡村隆史が自身のラジオ番組で女性蔑視発言をして大炎上して謝罪。確かにさんまの周りは不祥事続きだ。
「実はさんまの周りで問題を起こしたのはお笑い芸人だけではないんです」と言うのは、芸能ライター。
「NEWSの手越祐也はコロナで緊急事態宣言中、女性らと飲み会を開いていたことが二度も報じられ、現在、芸能活動を自粛中です。彼はサッカークラブW杯の番組でさんまと何度も共演していますからね。加えて、今年5月に妻への暴行容疑で逮捕、釈放されたボビー・オロゴンは、芸能界入りのきっかけがTBS系『さんまのSUPERからくりTV』です」
昨年の「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー2019」(フジテレビ系)では、長年タッグを組んできたフリーアナの八木亜希子が病気で出演キャンセル。さんまによると、同番組の演出を担当する三宅恵介氏から「全部、さんまさんが吸い取るんだ」と言われたそうだが、ここまでくると、本当にそうかもしれない?(鈴木十朗)