社長の元谷芙美子氏の狙い通り? アパグループ株式会社が展開する「アパホテル」が、若者たちの間で大人気になっている。
同ホテルは今年4月、オープン前の新築を含んだ全国8棟のホテルを、新型コロナウイルスの軽症者の療養施設として貸し出すことをいち早く表明。ネット上では「コロナが終息したらアパホテルに泊まろう!」「ありがたいな。もはや感謝しかない!」といった書き込みが続出した。
そんな中、アパホテルの公式サイト・アパアプリ経由の予約限定プラントして「新型コロナウイルスに負けるなキャンペーン」が開始され、大きな話題となっている。
「このプランはテレワークでの利用や長時間通勤による感染リスクを軽減させるため、アパグループが創業50年目の記念企画として、5月10日から6月30日までの期間限定で開催しているものです。期間中はシングル1泊1室で2500円から泊まれるとあって、まずサラリーマンの間で大きな反響を呼びました。その後、2500円という値段設定が“破格”だと口コミで広まり、若者やカップルが利用するケースが急増しているんです」(経済ジャーナリスト)
ネット上では「アパホテルはきれいなところも多いし、これは嬉しいサービス」「1泊2500円と聞いて彼女と2部屋とって利用した。駅近だから飲んだ帰りに利用できていいね」「帰りが遅くなった時に利用したけど、タクシー代払うよりもお得だよね」といった声が多く上がり、大絶賛だ。
ホテル側も、公式サイトからの予約には会員登録が必須となっているため、新規会員登録が増え、まさにホクホク顔、といったところではないだろうか。
(ケン高田)