原監督に連れられた“気持ちいいお風呂”の正体とは!? デーブ大久保が巨人時代のエピソードを明かした
元プロ野球選手、そして楽天ゴールデンイーグルスでは監督も務めた“デーブ大久保”こと大久保博元氏のYouTubeチャンネル「デーブ大久保チャンネル」で6月22日、「【球の宴会】原監督と一緒に出たオールスターで分かったセとパの差」を投稿した。
大久保は1992年に西武ライオンズから巨人に移籍した経歴をもつことから、セ・リーグとパ・リーグの違いについて語る内容だったのだが、その中で原辰徳監督の教えや人柄、また原監督に連れられた「気持ちのいいお風呂」についてのエピソードを明かした。
「デーブさあ、ライオンズってどういう考えで野球やってるの? 何であんなに強くなったの?」当時、常勝球団だった西武ライオンズ。原監督は大久保にこう訊ねたのだそうだ。すると大久保、ライオンズの坂井保之球団代表(当時)から「2位以下はビリといっしょ。君たちよくわかってプレーしなさい」と言われ、ペナントを制するのは当たり前、日本シリーズで巨人に勝って初めて評価されてきたことから、「ライオンズの選手たちは仲良くなくていいんですよ、仲がいい必要はないんです」と伝えたという。これに原監督は、「優勝ってさ、皆したいじゃない? だったらさ、皆で仲良く優勝目指してさ、できなかったら仕方ないってのが俺たちだよな」と明るいチーム作りを強調したのだそうだ。
また、大久保はオールスターゲーム後のこんな興味深いエピソードも語った。試合前から「今日は試合終わってもシャワー浴びちゃダメだぞ」と原監督から念を押されていた大久保。試合後、「原さんどこ行くんですか?」と訊ねると、「気持ちいいお風呂に行くんだよ」との返答。大久保は「原さんもそんなとこ行くんだ…」と勝手に妄想を膨らませたそうだが、行ってみれば宇宙の石を体に乗せてお湯をかけられるという、本当に気持ちのいいお風呂だったとオチのつく話で笑いを誘ったのだった。
常勝球団の西武とはまた違い、伝統球団である巨人の4番に座り、また監督を3度も任されるには高潔な人格も要求されるのだろう。そんな原監督に、今度はぜひこのチャンネルに登場して欲しいものだ。(ユーチューブライター・所ひで)