昨年12月25日に太川陽介と蛭子能収の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)が最終回を迎えてから、はや半年。今も2人の復帰を待ち望む声が止むことはない。6月17日には最終回が再放送され、コンビ再結成を求める声はより強くなっている。
「この再放送のラストで、蛭子の復活を匂わせるようなやりとりがありました。そのためファンの期待は高まるばかり。ただ、問題があります」(テレビ誌ライター)
蛭子が引退した理由は加齢からくる体力の衰えだと説明されている。要は歩くのが辛くなったということ。復帰させるにはこの問題をクリアしないといけない。「太川蛭子の旅バラ」(テレ東系)でバス旅復帰をした時は、「バスがない区間に限りトータル1万円までタクシーに乗っていい」というルールが加わった。これによって歩きを避けようという狙い。しかし、それでも歩かないといけなかったため、蛭子は2度目の引退を宣言したわけだ。何らかのルールをまた追加することで、歩きをいっさいなくせば蛭子の復帰も見えてくる。ただ、そんなバス旅はおもしろいのかどうかは疑問。
「蛭子の復帰が難しいのであれば、彼に代わる新メンバーを探して太川と組ませるのも手です。実際、最近のテレ東旅番組は太川の相方探しをしているフシがある。5月20日放送の『ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅』は川崎麻世がライバルを務め、新コンビ結成の“観測気球”ではないかと言われました。ただ、やはり蛭子に代わる存在を探し出すのは難しいようです」(前出・テレビ誌ライター)
そんな中、こんな“蛭子の後継者レース”に新たな名前が“浮上”しているという。タレントの伊集院光である。そういえば、伊集院は最終回の再放送にゲスト出演。バス旅ファンとして最後の旅を太川、蛭子、中川翔子とともにスタジオで視聴し、コメントした。前出のテレビ関係者がこう指摘する。
「さすがバス旅好きとあって、コメントは的確でおもしろかった。また、太川とのやり取りも軽妙でした。蛭子とはタイプが違いますが、そもそも蛭子と同じタイプを求めるのが間違い。あんな人はめったにいません(笑)。太川と伊集院のコンビをぜひ見てみたいですね。体力的にも問題ないでしょう。伊集院はデブタレのイメージがありますが、実際は自転車が大好き。16年には徒歩で江戸三十三箇所巡りを成し遂げています」
太川陽介と伊集院光の“新バス旅コンビが結成される日”が楽しみになってきた。