ついに終わりを迎えることになってしまった。
11月13日放送の「太川蛭子の旅バラ」(テレビ東京系)で、番組が終了することが発表された。12月25日の放送が、最後になるという。同番組で放送されてきた「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」も終了する。
そもそもバス旅は17年1月に放送された第25弾で終了。その後、太川と蛭子の「旅バラ」がスタートした。旅バラは「ローカル鉄道寄り道旅」や「勝手に村おこし」などの企画が放送されてきたが、5月16日に復活している。
「鳴り物入りでスタートした『旅バラ』ですが、視聴率が伸び悩んでいました。そこでバス旅を復活させたのでしょう。その後は、ハイペースでバス旅に挑戦していました」(テレビ誌ライター)
復活したバス旅は注目を集め、評判も悪くなかった。それがなぜ終了してしまうのか。13日の終了発表で太川は「この人のわがまま」と蛭子が原因であると話している。当の蛭子も「歩くのだけはね、涙がポロポロ」と明かした。
17年に一度バス旅が終了した時、その理由は「日本中を旅して乗るバスがなくなったこと」と「蛭子が体力的にきつくなり、歩くのが難しくなった」と言われた。復活した時は「バス路線がないところに限り、通算1万円までならタクシーに乗っていい」というルールが追加されたが、それでも蛭子には厳しかったということだろう。
「予兆はありました。10月30日に放送されたバス旅で、6キロの区間を歩けるかどうか聞かれ、蛭子は『無理』と即答。もし歩くなら『来週から来なくなっちゃう』と話していました。蛭子流のジョークかと思いましたが、顔は本気でしたね。相当、追い込まれているようでした」(前出・テレビ誌ライター)
終了の原因は蛭子にあるのは間違いなさそうだ。だが、太川も理由のひとつだと指摘する声もある。
「これまでリーダーとして一行を引っ張ってきた太川ですが、最近は、らしくないミスを連発。年齢を感じさせるケースも少なくなかった。また、マドンナに厳しく当たり、批判されたこともあります。蛭子が体力的に厳しいというのなら、太川は頭脳面が厳しくなったのを感じさせましたね」(前出・テレビ誌ライター)
終了の原因は蛭子だけでなく、2人にありそうだ。となれば、もう一度復活するのは難しいだろう。今度こそ、本当にさよならになりそうだ。