タレントの上沼恵美子が6月29日、パーソナリティーを務めるABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」に生出演。同番組隔週レギュラーのキングコング・梶原雄太の“卒業”について触れた。
この日は、もう一人の隔週レギュラー、シャンプーハットのてつじが出演。番組冒頭、上沼は「てっちゃんは大阪にいてくれるので、ずっとこの番組継続、隔週レギュラーで…」と切り出し、続けて「梶原くんが、東京からしんどいということで、行ったり来たりというのが。それから忙しくなってきてるしね、ユーチューブで。私も突然聞かされて『へー』って思っているんですけど、一応卒業という形ですね?」と発表。「まだここで言うなって? だって来週わかることやから」と、フライング発表を意に介さない様子だった。
これを受け、梶原は同日、ツイッターを更新。「多くのスタッフさんが携わって下さっているので、僕から全て語ることはできないのですが」としたうえで「卒業させて頂くのは事実です」と報告。さらに「『忙しくなって、東京から行くのがしんどくなった』と思ったことは一度もございません」と否定した。
梶原のツイッターには「ちゃんと分かってますよ」「気にしないで下さい。応援してます」などの多数の応援メッセージが寄せられたが、SNS上では「お世話になったのに」「恩を仇で返したらあかん」と批判的な声も多かった。
「前週は梶原回だったのですが、急性胃腸炎ということで、てつじが代打出演。その前の梶原回では、コロナの影響で約2カ月ぶりの共演なのにメールも送ってこなかったと上沼に説教をくらっていました。いつものイジリだと思っていましたが、今考えると、2人の関係の雲行きが怪しかったのかもしれません」とは芸能ライター。
実際、この日の番組中でも上沼が怒りを表しているようなトークがあったらしい。
「上沼がかつて飛行機内で体験したエピソードを披露したんです。上沼がトイレに向かった際、50歳ぐらいの女性に呼び止められ、『いつもラジオを聞いています。できればあの方辞めさせていただけませんか』と言われたそうです。上沼が『それはプロデューサーさんが決めることですから。私の意向では無理なんです』と答えると、女性は『あの人、一つもおもしろくない』と言ったとか。上沼はそのあとに『てっちゃんは好かれてるよね』『結局おもしろい人が好かれるんやな』という話をしていたので、飛行機の話は暗に梶原のことを言っているように受け取れました」(前出・芸能ライター)
そんな折も折、7月2日に、梶原が「こころ晴天」に加え、やはりレギュラー出演していた上沼の冠番組「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)の2番組を6月で降板したことがスポーツ紙などで報じられた。同日発売の女性セブンによれば、梶原がユーチューバーとして成功を収めるにしたがい、2人の関係が冷え込み、「快傑─」の構成作家を務める上沼の次男が、梶原はコロナ自粛期間中に自分たちの番組には出ずユーチューブで大金を稼ぎ、連絡もないと問題視したことが今回の降板騒動のきっかけだと報じている。
7月3日の「快傑─」に続き、次回の「こころ晴天」で上沼が何を語るかに注目される。
(鈴木十朗)