7月24日の放送をもって、突然25年の幕を閉じた上沼恵美子の冠番組「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)。同局の幹部からは、10月改編での卒業を打診されたが、上沼は「信頼関係もない状態でどうやって収録するんですか」と切り返し「逆ギレ」降板とも報道されていた。
その渦中の上沼が先ごろ、「週刊文春」の取材に応じている。
「文春オンライン」記事によると、降板理由について上沼は、新型コロナウイルスの影響で「ソーシャルディスタンスで、すごいやりにくかった。観客はいない、ゲストは減る」など、悪条件が重なって「このへんでお終いにしましょうか?」と自ら提案したという。また、カジサックことキングコングの梶原雄太との軋轢については否定。取材日の前日に梶原からメールをもらったと明かし、良好な関係であることを強調した。
「今回の降板劇は、売り言葉に買い言葉の結果でしょう。上沼としては、関テレからもっと慰留されると思っていたのにあっさりと受け入れられたので、内心は驚いたと思います。また、今回のことが関西他局の自身のレギュラー番組に影響することを警戒して、火消しに走っているのでは。東京に比べて安いと言われる関西でも、上沼のギャラは1本100万円以上とも言われています。経費節減は、どの局も同じですからね」(芸能ジャーナリスト)
「関西の女帝」の地位に、今回の降板劇はどう影響するのか。