芸能

松嶋菜々子主演「やまとなでしこ」特別編で想起させるあのドラマの名シーン

 7月6日に放送された松嶋菜々子主演のドラマ「やまとなでしこ20周年特別編」(フジテレビ系)の世帯平均視聴率が再放送にも関わらず9.7%を記録したことがわかった。ツイッターでは「#やまとなでしこ」がトレンド1位になるなど大きな反響を呼んでいる。

「このドラマは、玉の輿を虎視眈眈と狙う客室乗務員・神野桜子(松嶋)と身分を偽る貧乏な男性・中原欧介(堤真一)が織りなすロマンチック・ラブコメディ。2000年10月期の月9ドラマとして放送され、全話平均視聴率26.4%、最終回は34.2%を獲得した大ヒット作品です。桜子は仕事の後、後輩を引き連れて合コン三昧。ハイブランドのファッションや時計、バッグは当時の女性のあこがれでした。桜子の決めゼリフ『今夜は、たった1人の人に巡り会えた気がする』を始め、名言の数々が当時注目を集め『桜子語録』という本も出版されるほど人気を呼びましたね」(テレビ誌ライター)

 第一夜では、桜子が合コンで出会った欧介を誘い、夜の公園の池でボートを乗る場面が登場。居眠りをした桜子がバランスを崩して転覆。ずぶ濡れのままキスを交わすシーンが登場するや、ネットでは「神キスシーン」といったコメントが躍った。

 このシーンを見て、ある恋愛ドラマの名シーンを思い浮かべる視聴者もいたようだ。

「それは、1995年に放送された豊川悦司と常盤貴子の主演ドラマ『愛していると言ってくれ』(TBS系)のタイトルバックです。黄金色に染まる波間に一糸まとわず浮かぶ2人の幻想的なシーンには当時多くの視聴者が目を奪われました。つい最近『2020特別版』として4週連続で放送されていただけに、想起する視聴者も多かったようです」(前出・テレビ誌ライター)

 依然としてドラマ界に大きな影響を及ぼしている新型コロナ。今しばらくは、過去の名作が流れる日々が続くのかもしれないが、“苦肉の策”が、「思いがけない反響」も様々にもたらしていきそうだ。

(窪田史朗)

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