芸能

デビュー30周年で魅せた篠原涼子「女優の品格」(3)略奪婚からおしどり夫婦に

「アイドルとしてデビューした篠原は、バラエティータレントとして活躍後、アーティスト、そして女優へとステップアップしていった。これほどみごとなまでにイメチェンに成功した芸能人も珍しいでしょう。その卓越したイメージ戦略は私生活にも及んでいます。05年の市村正親(71)との結婚にしても、実際は不倫の末の略奪婚でしたが、そうした印象は残らず、むしろ今では好感度の高いおしどり夫婦のイメージすらありますからね」(竹下氏)

 振り返れば、篠原は結婚後も決してスキャンダルと無縁ではなかった。

 16年4月には、前年に放送されたドラマ「オトナ女子」(フジ系)で共演した江口洋介との深夜の個室焼き肉デートが報じられたのに続き、18年6月には、子供を寝かしつけた夜、都内の焼き鳥店の個室で年下イケメン2人と会食する様子がスッパ抜かれた。その翌月にも初主演舞台「アンナ・クリスティ」の休演日前に都内でハシゴし、深夜2時過ぎまでバーの個室でママ友とはしゃぐ姿をキャッチされ、一部では離婚の危機とも。しかし、こうしたスキャンダルもいつの間にか単なるエピソードとして霧散しているのが篠原涼子という女優の特徴なのだ。

 それでも夫婦仲については気になるが、所属事務所関係者はこう明かす。

「離婚危機報道の際、夫の市村が篠原に対して『仕事より子育てを優先しろ!』と怒ったとの話も出ていましたが、もともと市村は出産後も篠原が仕事を続けることを応援してきた立場で、まったく逆です。あの2人は25歳の年齢差もあり、夫婦と同時に父娘みたいな関係でもあって、市村はかなり篠原の自由にやらせています。仕事や育児のストレス解消のため、家の近所の焼き鳥店やバーで飲む程度で目くじらを立てることはありませんよ」

 むしろ、自身の体力の衰えを感じる市村は、篠原が外で「発散」してくることを推奨しているほどだという。

「一時期、篠原が個人的に若い男性スタッフを付き人として雇った時も反対はしなかったようです。自分も若い頃はさんざん遊んだ経験から、女優たるもの色気も必要ということで、一線を越えるような大事がないかぎり、多少の『火遊び』は許容している。それが篠原の振り幅の大きい女優としての品格も作り上げていってるのです」(所属事務所関係者)

 理解ある夫の放任主義のたまものか、篠原は四十路半ばにしてますます色気がアップして絶好調だ。テレビ不況の中、ドラマ主演単価は1本120万~150万円、CM年間契約料も1本3000万円と言われる。

「数多くのCMに出演している篠原は市村の倍以上稼いでいて、もはや一家の大黒柱と言っても過言ではない。新型コロナの感染拡大は舞台を中心に活躍する市村の仕事にもかなりの影響を及ぼしている。ますます夫婦格差が広がる可能性はありますが、それでもバランスが取れている。また篠原の火遊びが報じられるかもしれませんけどね」(所属事務所関係者)

 公私ともに注目を集める、出世魚女優からますます目が離せない。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
巨人・坂本勇人「2億4000万円申告漏れ」発覚で「もう代役・中山礼都の成長に期待するしかない」
3
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
4
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」
5
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏