芸能

堺雅人主演の日曜劇場「VIVANT」が「半沢超え」を狙う「制作費倍以上」のホンキ理由

 現在放送中の4月期ドラマでテレビ関係者の間で注目されたのが「キムフク戦争」。

 福山雅治と大泉洋がバディを組んだ日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」(TBS系)と、木村拓哉のフジテレビ「月9」枠の「風間公親-教場0-」(フジテレビ系)で、どちらが視聴率で上回るかという「頂上決戦」が話題になっていたが、現在のところ第3話から一ケタが続く「教場」に対し、二ケタをキープしている「ラストマン」の勝利だと言われている。

 そんな中、すでに業界内ではその「ラストマン」の後番組となる7月スタートの「VIVANT(ヴィヴァン)」が話題になっている。

「VIVANT」は、同じ枠の「半沢直樹」(2013年、20年)で記録的な視聴率を叩き出した堺雅人が主演。ほか阿部寛や二階堂ふみ、松坂桃李に役所広司と超豪華メンバーを揃え、演出も「半沢直樹」と同じ福澤克雄氏で、当然ながらTBS内では「半沢級」の視聴率が期待されているという。

 女性誌記者によれば、

「『VIVANT』には通常のドラマ枠の倍以上の予算が組まれているとか。来年、福沢氏がTBSの社員として定年を迎えるため、そのはなむけ意味もあって、豪華キャストが集結したと言われています」

 さらに同ドラマが異例なのは、いまだに内容が秘密にされている点。ストーリーや役柄を初回放送まで一切明かさない手法を取っており、すでに公開されているティザームービーを見てもストーリーはまったく分からない。

 放送が近づくにつれ「キムフク戦争」などより断然、SNS上を賑わせるかもしれない。

(鈴木十朗)

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